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カテゴリー » 学校説明会 May 15, 2007

森村学園初等部 学校説明会 ID:1179208776

2007年5月13日(日) 
 (於:体育館 参加者:約700名)

1.学校紹介  校長 長松光一 先生 10:00〜10:40
御挨拶の後、当日は大変天気良く新緑が鮮やかな日であったので、森村学園は
つくし野に位置し自然溢れた環境を誇りに思っていると始めに述べられました。

(森村学園の説明)
森村学園を理解してもらう為には、小学校としては珍しく約100年の歴史があり、当時にこの学校がどのように創立されたかを先ず理解して頂きたいので、創立者である森村市左衛門氏の説明をします。森村市左衛門氏は幕末〜明治にかけて活躍した事業家で、明治の開国の激動の時代、日米貿易を開始し近代的窯業産業をつくりあげました。当時創業した企業は今でもノリタケ・TOTO・INAX・日本ガイシ等となって日本の基幹企業となっており、その事業を通じて財をなした彼は日本の将来の為には子供の教育が最も重要だと考えて惜しみなく私財を教育に投じました。当時の慶應・早稲田・日本女子大学、また北里研究所等に当時ばく大な寄付をしただけでなく、特に事業を共にして来た実弟と息子を同時に失った悲しみを越えて、彼らの記念として財団を設立し、森村豊明会を設立、これが後の日本女子大学豊明幼稚園・小学校となります。寄贈だけでなく、当時の私宅であった東京品川・高輪の場所に1910年小学校を設立、これが森村学園の創立となります。その後近年になって都会化し場所の問題が出てきた事や森村家の資産であった為に相続の問題等があって、1978年に東京から横浜市緑区のこの場所に移転しました。
創立以来社会に役立つ人に育てたいとの事から、「正直」「親切」「勤勉」を校訓としており、特にエリートを育てるのが目的でなく、結果としてそのような人材となるのが好ましいとの考えでおります。それぞれの社会生活の中で、その世界で人々の役に立つ人にしたいというのが基本的な考え方です。
1978年の移転までは、初等部は所謂受験校の位置づけが強かったのですが、移転に際して、受験を主体とする教育ではなく、子供本来の教育をしたいと、自然溢れる環境を
選びました。
初等部は設立以来ずっと5日/週の授業体制であり、時間的な制限は家庭での反復練習等によってカバーし、学校では考える力を育てるのに時間を使っております。
現在は、初等部の卒業生の10〜15%程度は外部の中学校に進学し残りは希望によって
中等部に進学します。外部に行かれる卒業生は、スポーツや芸術の専門の分野に進みたいという場合が多い様です。中等部と高等部は現在は6日/週体制になっており、変更してから丸三年が経ちました。この体制になってからの高校卒業者の大学への進学率は高くなりました。高校での上位成績者は、初等部出身者が多いのですが、一方下位の所にも初等部出身者がいるのも実態です。成績が良いという事よりも、人間として素晴らしい人になって欲しいという方針なのです。
森村学園には、籍置制度があります。海外・地方に転勤となった場合に、籍を置いて
また戻ってきたときに学校に戻れますが、授業料の支払いが必要となります。初等部の間での戻りは無条件ですが、中等部や高等部に戻る場合は、個別の相談となります。

(安全な学校生活について)
昨今好ましくない事件などが多く、子供の安全に対しては非常に配慮しております。
例えば、非常時における方面別の集団下校を日頃から訓練したり、防災センターへの
見学や子供への暴力防止のプログラム教育、守衛を設置するだけでなくイベント時には加えてガードマンを配備する、構内の防犯カメラを網羅している、通行証や入校許可書を厳格に行う、構内に非常通報ボタンを配備する、事前の準備と教育の後に子供を含めて不審者侵入時の対処訓練を行っている、防犯携帯端末を許可(通常の携帯電話は不可)し非常時に親と連絡を取れるようにする、また地震対策としてはビルの補強を行っています。森村学園は週5日全て完全給食制ですが、食の安全にも最大限の配慮を行い調理室への一般立ち入り禁止や食材の安全の徹底(例えば牛肉は国産しか使わない等)を行っております。


2.低学年の学校生活について  現在1年生担当 柴田里奈 先生 10:40〜10:55
低学年の基本方針は、1)良く学びよく遊ぶ 2)他の学年とのふれあい 3)自然とのふれあい です。
まず登校すると直ぐに朝礼の前に全員体操着に着替えます。休み時間は低学年専用の中庭で遊ぶことができます。給食は自分たちで準備します。尚食物アレルギーには個別に対応してます。下校時は、つくし野駅まで担任と集団下校し親と決めた電車に乗るまで見送りをします。
学習面では、「話す」「書く」「計算」を中心に、楽しみながら学ぶ事を覚えます。
国語では、ひらがな・漢字の書く読むを毎日行い、音読発表会を目指して頑張ります。
算数は、毎日5分間の計算練習やゲームやパズルを通じて量と図形を理解します。
総合では自然と人のつながりを基本として、異学年との交流、具体的には上級生と幼稚園年長との交流します。植物の観察では1年生は朝顔、2年生はイネ(ミニ田んぼで田植えをします)を通じて毎日の記録をします。2年生では近くの郵便局を見学した後に校内郵便局を自分たちで行うことをしています。



3.中・高学年の学校生活について  現在6年生担当 榎本昇 先生 10:55〜11:10
中高学年は基礎の定着として、中学年は自立のスタート、高学年は自ら考え行動する
事を主体に置いた授業としています。少人数教育制を導入しており、中学年は一斉教育をしつつもう一人の先生が個別指導をしております。高学年になると算数と英語は理解度に応じてクラスを2分割し、英語ではnativeスピーカーの講師の授業を受けます。
総合では3年は週5時間、4年は週4時間、高学年は週2時間の授業でグループに別れて自らでテーマを決めて自然や人との関りの活動を行って発表します。
パソコンは3年から始め高学年ではインターネット環境での実習を行います。また高学年では児童委員会やクラブ(スポーツ・文化系から選択)があって選んだ活動を1年間続けて行います。宿泊活動は、4年から林間学校が始まります。5泊6日で4年は日光、5年は新潟、6年は志賀高原に行きます。また高学年は冬に4泊5日のスキー合宿に蔵王へ行きます。更に6年は1泊2日の校内合宿を行い自分たちで給食を用意するなど自立を学びます。


4.専科の説明  図工担当 甲斐めぐみ 先生 11:10〜11:20
森村学園では7教科(英語・音楽・図工・体育・理科・社会・家庭科)で専科を実施しています。現在17名の専科教員がおり、低学年では英語・音楽・図工・体育を、
3年になると加えて理科を、4年では加えて社会を、高学年ではこれに家庭科が加わります。英語授業はBritishCounselより3名の英語教師を受入れてより実践的な授業をしております。また校長先生や教頭先生も自ら専科の先生として教壇に立っています。
特に理科の授業は創立時より体験を大切にした授業を貫いております。
専科授業の特徴は、1)専門性が高い 2)独特なカリキュラム 3)運動会・音楽会・展覧会・学芸会の4大行事との密接な関り であります。


5.入試説明  教頭 小栗 透 先生 11:10〜11:20
初等部の定員は120名(40名クラスx3組)ですが、来年は幼稚園より男子20名、女子38名の初等部進学が予想されるので、外部からの受入れは、男女合計62名(男子40名・女子22名)程度の募集となると思われます。
昨年度の実績では、男子が205名、女子が262名の受験者がいました。

願書は、9/1〜29日(9時〜16時)に配布されます。受付は10/1〜4日の郵送(消印有効)で、番号は早生まれから順に男子は1番〜、女子は500番から発番します。
保護者面接が10/20・21・26日のいずれか、保護者のみ対象で7〜8分程度に志望理由や家庭の教育方針を伺います。
試験は、女子が10/27日、男子が10/28日となります。
生まれ月により順に前半と後半の組に別れます。
前半は集合が7時50分〜8時20分、試験が8時40分〜10時30分、
後半は集合が10時00分〜10時30分、試験が10時50分〜12時40分となります。
早生まれの人は前半になると思われます。

試験内容は、A)個人活動  B)集団活動 C)面接 となります。
A)個人活動は、1)知能テスト(プリントによる国語・図形・量・常識など)と、
 2)個人作業(図工や切り貼り、色塗り作業など)を観察します。
B)集団活動は、3)集団グループで創作活動(例えば皆で何かを創る)をして共同作業をします。 また4)自由活動では約束を決めて屋内で自由に遊ぶ姿を観察します。
またC)面接では子供に簡単な質問をして答えてもらいます。

試験は110分間になりますが、2回に分けて途中休憩をいれます。工作等を行うのでスモッグの用意をお願いします。



(全体所感)
冒頭に校長先生が述べられた様に、自然に恵まれた良い環境だと思いました。この環境の中で、創立の精神を大切にしてガリガリした勉強よりも伸び伸びとした学校生活を送らせるという方針は良いと思いました。安全対策や専科教育等、学校が色々と考えて楽しくて良い学校を築いて行こうという姿勢を強く感じました。幼稚園から高校までの一貫校ならではの上下交流が良い面で使われているのなら、非常に良いと思います。1つだけ気になったのは、初等部出身者が高校の段階になると、上位成績者と下位成績者に2分されるという現象が顕著だとおっしゃった点ですが、もう少し詳しくお聞きしたいと感じました。
Up — posted by admin @ 02:59PM
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