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小学校受験の基礎知識 vol4「関西エリアの私立学校の特徴② 12年一貫教育・大学との連携教育」

2023年01月27日

関西エリアの私立学校の特徴 ②

12年一貫教育・大学との連携教育

大学まで併設する学校または高校まで併設する学校の多くは、12年一貫教育を打ち出しています。こうした学校では、小学校からほぼ全員が併設の中学校へ内部進学します。

キリスト教カトリックの女子伝統校、小林聖心女子学院小学校では、小中高一貫教育として12年間を3ステージに区切り、4-4-4制のカリキュラムを導入しています。校種(小学校・中学校・高校)の枠を超えた学び合いや、小中高の教師間の連携を進め、中学の教員が小学校の授受業を教えたりするなど、学院独自の質の高い教育を行っています。

小林聖心女子学院小学校

小林聖心女子学院小学校

同じく、奈良学園小学校も4-4-4制のカリキュラムのもと、12年一貫教育を行っています。異学齢交流活動も充実しており、Primary(小1~4)では集団登下校を行うほか、縦割りグループで清掃活動に取り組んだり、毎年1回幼稚園児から高校生までが参加する合同運動会を開催したりしています。年上の子に優しく接してもらったり、年下の子がどうすれば喜ぶのかと考えたりすることを通して、子どもたちの社会性やリーダーシップを育成します。

奈良学園小学校

奈良学園小学校

2010年開校の関西大学初等部では、関西大学の教育理念のもと、小中高12年一貫教育を行っています。教科指導では12年間を一つとしてとらえ、初等部から中等部へ、中等部から高等部へと校種間での学びの“ギャップ”が生じないよう、体系的なカリキュラムを開発。思考力を高める学びなど、先進的な独自教育を行っています。

関西大学初等部

関西大学初等部

2014年に開校した洛南高等学校附属小学校は、東大・京大・大阪大などに多数合格者を出す全国レベルのトップ校 洛南高等学校の附属として、小中高12年一貫教育を打ち出しています。キリスト教主義の女子校・神戸海星女子学院小学校では、進学校として知られる併設中学校に優先的に進学でき、ほとんどの卒業生が内部進学します。

 
同志社小学校も中学・高校、さらに大学までの一貫教育を打ち出しています。小学校卒業後の内部進学先として、同志社中学校·高等学校、同志社女子中学校・高等学校など4つの学校の選択肢があり、大学は同志社大学、同志社女子大学の2つがあります。立命館小学校関西学院初等部甲南小学校奈良学園小学校なども一貫教育を行っています。

立命館小学校

立命館小学校

大学との連携も、大学まで併設した小学校ならではの教育です。近畿大学附属小学校では、近畿大学との連携で英語教育や理科教育、医学部附付属病院での体験学習などを行います。関西学院初等部でも関西学院大学との連携による理科教育を行っています。

近畿大学附属小学校

近畿大学附属小学校

次回のvol5では、引き続き「関西エリアの私立学校の特徴」として、”中学受験指導を行う私立小学校” をご紹介いたします。