うかがった日は、体験授業が設定された日でした。

ふと気づきますと、そこかしこに先生方がおられ、さりげなく動き回って子どもたちに目配りをしたり、声がけをする姿がありました。
"ここには、信頼できる大人がいるから大丈夫"
"何か、面白いことができそうな場所だな…"
初めて来た子どもたちも多いはずなのに、不安そうな表情を浮かべる様子もなく、安心して学びに導かれていく姿が印象的でした。

そうした温かさの根には、説明会で校長先生がお話された「本校が求める子どものすがた」という教育への思いがあるように感じました。"社会に求められる人間を、ともに育てていきましょう"という学校からのメッセージをいただいたようで、熱心にメモを取られる保護者の方も多かったです。

今回の体験授業は、英語、読書、算数、理科、音楽、図工、体育の七つ。
子どもたちの集中が途切れないよう、視覚・聴覚に上手に訴えかけたり、言葉をかけるタイミングや言葉の選び方などが素晴らしく、普段から子どもたちとしっかり関わっていることが伝わる内容でした。

また、教室に設置された電子黒板(タッチパネル型、カメラ付き型など)や、和楽器まで充実した音楽室、まるで公園のように楽しめる図書館、ビオトープや天体観測ドーム、SL蒸気機関車まで、学びの設備が多彩で、
「ふぅ…明日も明後日も、毎日ここに来たくなっちゃうねぇ」と、図書館でつぶやいていた親子もおられたほどでした。

近年、附属の中学・高校の人気も非常に高い学校ですので、ぜひとも足を運んで、より良い令和の教育環境に触れていただきたいと思いました。
まだ自然も残る、雲雀丘花屋敷駅(阪急宝塚線)から徒歩3分。 学校イベントの際には駅からの専用通路を利用可能なこともあり、電車の好きなお子様には大変人気です。

<今後のイベント>
6月12日(水)公開授業(おーぷんすくーる)
6月22日(土)入試体験会 ※年長児対象

(編集部 M. H)