須磨浦小学校
温かいまなざしで個性を伸ばし、難関中学へも高い実績。30年続く国際交流が、世界を身近にするアットホームな少人数制の学び舎
創立以来、大切に守り続けている1学年1学級の少人数教育。その利点を最大限に生かし、児童一人ひとりの育成段階に合わせた指導に力を入れている須磨浦小学校は、今年で123周年を迎えた兵庫県最古の私立小学校です。目指す子ども像は、1.先生のお話が聞ける子ども、2.友達の発表が聞ける子ども、3.自分の考えをしっかりと言える子ども、という3つの観点に基づいて教育を行っています。また、6年生の3割を超える児童が、偏差値60以上の難関私立中学校に進学ています。本年度より校長に就任された佐山公章先生にお話を伺いました。
須磨浦小学校 校長 佐山公章先生のお話
須磨浦小学校 校長 佐山公章先生のお話
佐山公章校長先生
須磨浦小学校 校長 佐山公章先生のお話
難関中学へ高い合格実績!少人数教育で伸びる学力
6年生全員が中学受験をする須磨浦小学校では、以前より実施している進学塾とのコラボ授業の成果もあり、模試の判定で偏差値60を超えるような重点指導目標校への進学率が30%を超えました。また、様々な特色ある私立中学校11校との「推薦入試協定」による提携もあり、ほぼ100%が志望校への合格を果たしています。
「前校長が熱心に進めて下さった進学実績と、児童一人ひとりにしっかり向き合う教育は今後も継続していきたいと考えています。難関校への進学を目指す児童、学校生活などの体験を通して多様な学びを楽しみたい児童の両方に対応できるのが少人数教育の利点です。机上の勉強だけでなく本物に触れる機会も大切にしているのが本校の特徴です。偏差値の高い中学校への進学に拘っているわけではなく、児童が納得した中学校選びを重視しており、昨年度も引き続き、全員が志望校へ進学できたことは大変喜ばしいと思っております」と佐山校長は語ります。須磨浦小学校には中学受験を経験された先生も多く、自身の経験に基づいた親身な指導ができるようになっており、近年特に指導が充実しているそうです。また、佐山校長ご自身も須磨浦小学校のご出身であるため、学校のことを誰よりも熟知されている点も安心材料のひとつと言えます。
「前校長が熱心に進めて下さった進学実績と、児童一人ひとりにしっかり向き合う教育は今後も継続していきたいと考えています。難関校への進学を目指す児童、学校生活などの体験を通して多様な学びを楽しみたい児童の両方に対応できるのが少人数教育の利点です。机上の勉強だけでなく本物に触れる機会も大切にしているのが本校の特徴です。偏差値の高い中学校への進学に拘っているわけではなく、児童が納得した中学校選びを重視しており、昨年度も引き続き、全員が志望校へ進学できたことは大変喜ばしいと思っております」と佐山校長は語ります。須磨浦小学校には中学受験を経験された先生も多く、自身の経験に基づいた親身な指導ができるようになっており、近年特に指導が充実しているそうです。また、佐山校長ご自身も須磨浦小学校のご出身であるため、学校のことを誰よりも熟知されている点も安心材料のひとつと言えます。
豊かな心を育む!体験を重視した課外活動
児童の自立の精神を大きく成長させるため、課外活動も盛んに行われています。1・2年生は「宿泊訓練」で子どもたちだけの初めての集団生活 、3年生は「ウインタースクール」で雪山へ、4・5年生は 日本海へ「サマースクール」、6年生は長崎へ「修学旅行」と、全学年で教科にとらわれない体験を主体とした様々な活動が毎年行われています。特に、1・2年生のキャンプは入学して間もない1年生児童が親元を離れて1泊することに驚きました。ここでは、一学年先輩となった2年生が大活躍し、一生懸命1年生をお世話します。その2年生を見習いながら、わからないながらもついていく1年生の姿が見られるそうです。
「まだ小学生になりたての1年生が宿泊行事を行うことによって、2年生の成長を実感します。前年の経験があるので、下の学年と一緒に頑張ることができ、迎え入れる準備が整います」と佐山校長は目を細めておっしゃいました。そのような繰り返しが日々行われ、異学年交流が日常となり、『教えてもらう』『教えてあげる』といった関係が当たり前のように深まり、兄弟姉妹のような近い関係へと繋がります。そういった環境で育った卒業生もまた、節目ごとに学校を訪れてくれる機会が多く、大学の入学・卒業、社会人になったこと、大人になってからの同窓会、結婚や出産などの知らせがあるそうです。
「少人数でアットホームな雰囲気ならではですね。男女分け隔てなく集まることができているのを見ていると、私たちがこの学校でやってきたことは良かったのだと、改めて感慨深いです。ここで育まれている仲間との繋がりは、一生の宝物です」と佐山校長は語られました。
「まだ小学生になりたての1年生が宿泊行事を行うことによって、2年生の成長を実感します。前年の経験があるので、下の学年と一緒に頑張ることができ、迎え入れる準備が整います」と佐山校長は目を細めておっしゃいました。そのような繰り返しが日々行われ、異学年交流が日常となり、『教えてもらう』『教えてあげる』といった関係が当たり前のように深まり、兄弟姉妹のような近い関係へと繋がります。そういった環境で育った卒業生もまた、節目ごとに学校を訪れてくれる機会が多く、大学の入学・卒業、社会人になったこと、大人になってからの同窓会、結婚や出産などの知らせがあるそうです。
「少人数でアットホームな雰囲気ならではですね。男女分け隔てなく集まることができているのを見ていると、私たちがこの学校でやってきたことは良かったのだと、改めて感慨深いです。ここで育まれている仲間との繋がりは、一生の宝物です」と佐山校長は語られました。
グローバルな視野を育む!充実した国際交流
国際交流に参加できる制度が整っているのも須磨浦小学校の特徴のひとつです。アメリカのオレゴン州ポートランドにあるリッチモンド小学校との交流は、1999年から四半世紀以上にわたって続いています。毎年6月にリッチモンド小学校の児童を受け入れ、2月にこちらから訪問するという相互交流を行っています。4年生以上の希望者が参加でき、期間は1週間、完全ホームステイで過ごします。昨今円安の状況が続いていますが、民間の留学プログラムと比べると圧倒的に費用が抑えられている点も注目したいところです。
現地に行った際の様子を伺うと、佐山先生は、 「児童の対応能力は素晴らしいです。こちらが何も言わなくても自然と現地の小学校の児童と繋がり、関係を築き、馴染んでいます。小学4年・5年・6年と最大3回訪問の機会があります。現地に赴き、日本に来てもらい、また行き…とまるで普通に友人宅を訪れるような友人関係を築く児童もいます。一度きりの観光で終わることなく、海外の友人と長くやりとりができ、大きくなってからもお互いにやり取りが続いている卒業生もいます。お互いにそれぞれ家庭を持ち、親になり、お互いの子どもが同じ小学校に入り、再びホームステイをする日も近くなってきました」とお話くださいました。長きに渡り、変わることなく大切な良い関係を続けてこられたところに、須磨浦小学校の温かい校風が表れているなとインタビューをしながら感じました。
現地に行った際の様子を伺うと、佐山先生は、 「児童の対応能力は素晴らしいです。こちらが何も言わなくても自然と現地の小学校の児童と繋がり、関係を築き、馴染んでいます。小学4年・5年・6年と最大3回訪問の機会があります。現地に赴き、日本に来てもらい、また行き…とまるで普通に友人宅を訪れるような友人関係を築く児童もいます。一度きりの観光で終わることなく、海外の友人と長くやりとりができ、大きくなってからもお互いにやり取りが続いている卒業生もいます。お互いにそれぞれ家庭を持ち、親になり、お互いの子どもが同じ小学校に入り、再びホームステイをする日も近くなってきました」とお話くださいました。長きに渡り、変わることなく大切な良い関係を続けてこられたところに、須磨浦小学校の温かい校風が表れているなとインタビューをしながら感じました。
海外へ行っても難なくコミュニケーションをとり、現地の生活に馴染むことができるのも、日常から学校で英語指導やコミュニケーション指導に力をいれているからです。入学直後から6年間一貫してネイティブスピーカーの講師と日本人教師によるTT(ティーム・ティーチング)授業を実施しています。全学年において、個々の段階に応じて、1学年を2つのグループに分け、1クラス約15名という少人数制をとっています。それぞれのクラスにネイティブ講師と日本人教師が配置されるため、手厚く、そしてよりきめ細やかな指導が可能です。5年生~6年生ではより学問としての英語の学習となり、文法やリーディングの学習も増えますが、その先の中学校に向けての学習に繋がっているようです。また、検定テストであるJET(ジュニアイングリッシュテスト)を全員必須で受けています。
英語力をさらに向上させるためのサポートも用意されています。放課後英語教室として『レプトン英語教室』が週1~2回開講されています(希望者のみ)。『聞く』『話す』『読む』『書く』を専門の指導員による個別指導でより英語スキルを上げていくことが可能です。
英語力をさらに向上させるためのサポートも用意されています。放課後英語教室として『レプトン英語教室』が週1~2回開講されています(希望者のみ)。『聞く』『話す』『読む』『書く』を専門の指導員による個別指導でより英語スキルを上げていくことが可能です。
きめ細やかなサポート体制!放課後補習と温かい先生方
補習授業を放課後週4回と夏休み・冬休みに全学年の希望者に実施しています。6年生全員が受験をするため、カリキュラムの進度は少し早くなっており、授業の理解のフォローとして放課後補習を行います。「勉強のこの部分が少し困っている」といったことがあれば、一緒に学習を進め、理解を深めます。現役の教員や、外部の経験豊富な教員が担当しています。追加費用は必要ありません。時には、担任が1対1で重点的に指導することもあるそうです。
「当たり前のことかもしれませんが、児童が今一番何に困っているのか、何を求めているのかをくみ取り、しっかり対応していけるように教員とは常日頃から話をしています。少人数だからこそ、面倒見がよく、手厚いフォローを心がけるように教員一同共通の思いです。」
先生方の熱い思いは保護者の方にも伝わっているようで、保護者アンケートなどの第三者評価も非常に良い評価を頂いているそうです。
佐山先生が昨年嬉しかった出来事として語ってくださったお話しとして、全学年で毎年作成する文集の中に、『将来は須磨浦小学校の先生になりたいです!』と書いてくれた児童が複数の学年にわたって何人もいたそうです。
「理由を聞くと、先生方がすごく楽しそうに仕事をしているからと。ただ小学校の先生になりたいのではなく、須磨浦の先生になりたいと言ってくれた子が何人もいたことが嬉しかった。他の教員とも『よかったね!』と一緒に喜びました。そういった児童と教員の距離の近さや、一生懸命に子供たちに携わっている様子が児童にも伝わっているのが本当にありがたいなと思っています。」と、佐山校長はとても嬉しそうに話してくださいました。
「当たり前のことかもしれませんが、児童が今一番何に困っているのか、何を求めているのかをくみ取り、しっかり対応していけるように教員とは常日頃から話をしています。少人数だからこそ、面倒見がよく、手厚いフォローを心がけるように教員一同共通の思いです。」
先生方の熱い思いは保護者の方にも伝わっているようで、保護者アンケートなどの第三者評価も非常に良い評価を頂いているそうです。
佐山先生が昨年嬉しかった出来事として語ってくださったお話しとして、全学年で毎年作成する文集の中に、『将来は須磨浦小学校の先生になりたいです!』と書いてくれた児童が複数の学年にわたって何人もいたそうです。
「理由を聞くと、先生方がすごく楽しそうに仕事をしているからと。ただ小学校の先生になりたいのではなく、須磨浦の先生になりたいと言ってくれた子が何人もいたことが嬉しかった。他の教員とも『よかったね!』と一緒に喜びました。そういった児童と教員の距離の近さや、一生懸命に子供たちに携わっている様子が児童にも伝わっているのが本当にありがたいなと思っています。」と、佐山校長はとても嬉しそうに話してくださいました。
まとめ
取材後、2024年にリニューアルした校舎を見学しました。新たに廊下側に窓を設置したことで風通しが良くなり、教室内は非常に明るく生まれ変わりました。また非常時の安全面を考慮して、教室の前後に大きな扉が設けられていました。児童が使用する机はA4教材に対応するため従来のものより大きくなり、ロッカーも一人につき一つ配置され、十分な大きさが確保されていました。
創立当初より大切にしている『人間教育』への取り組みが、取材の随所で感じられました。児童へのきめ細やかなサポートはもちろんのこと、30年近くにわたって続いている国際交流は、互いを尊重する関係性の証です。学校での出会いは、児童にとって生涯かけがえのない存在であり、豊かな人間力を育んでくれることはこの上ないと感じました。
創立当初より大切にしている『人間教育』への取り組みが、取材の随所で感じられました。児童へのきめ細やかなサポートはもちろんのこと、30年近くにわたって続いている国際交流は、互いを尊重する関係性の証です。学校での出会いは、児童にとって生涯かけがえのない存在であり、豊かな人間力を育んでくれることはこの上ないと感じました。








