阪急今津線「小林」駅より徒歩7分、閑静な住宅地を通り、車通りのない道なので安心して通学できます。通学路にある「みこころ坂」は、春は桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬にはつららと、四季を感じられるのが魅力です。
緑豊かなキャンパスと木のぬくもりを感じる校舎は、整理整頓が行き届いており、落ち着いた雰囲気です。階段の各階には大きな鏡が設置されているので、児童はいつでも自身の立ち振る舞いを意識できます。
「人のために、社会のために何ができるか」を自ら考え、献身的に働きかける賢明な女性の育成を教育理念に掲げています。小学生から高校生までの12年間を、女子の発達段階に合わせた独自の4-4-4制カリキュラムで学びます。StageⅠ(小1~小4)、StageⅡ(小5~中2)、StageⅢ(中3~高3)と3つに区切り、児童の成長に合わせた学習指導と生活指導を行っていきます。
今年着任された校長のシスター大原先生は、「聖心女子学院18歳のプロファイル」として、高校卒業までに育ってほしい基本的な力や態度を6つのカテゴリーに分けて紹介されました。①魂を育てる、②知性を磨く、③実行力を養う、④社会性、⑤意志力、⑥生き方における志向性、これらのプロファイルに基づき、日々の指導が行われています。校長先生は、「子どもたちを通して、この世界に愛の力が花開くように、新たな世界へ飛び立つことを恐れない子に育ってほしい」と力強く語られました。
今回の説明会では入試内容について特に詳しく説明があり、45分間の入試体験も実施されました。参加した児童は、緊張しながらも先生の話に真剣に耳を傾けていました。入試は、「制作」「知能」「行動観察」に分かれており、先生のお話をよく聞いてじっくり集中する問題、自分で考えて想像し自信をもって楽しく挑む問題、友達と協力し意見を発言する問題など、様々な課題を体験しました。
2025年度の試験日程は、A日程:9/6(土)、B日程:9/8(月)、C日程:1/17(土)です。また、7/22(火)~24(木)には、夏季個別相談会が予定されています。受験をご検討されているご家庭は、ぜひ一度学校に足を運んで、その雰囲気を体感されることをお勧めします。
(編集部A・M)

