啓明学園初等学校
大切にしたいのは自ら学ぶこと。時代の変化に応じてさらに発展する啓明の教育
2026年より啓明学園理事長の夏坂真澄先生が初等学校の校長を務めることになりました。国際教育・帰国生教育のパイオニアとして啓明学園が大切にしてきた教育内容をもとに、時代に応じたかたちでより良く発展させるための取り組みが始まっています。民間企業の出身でなおかつグローバルな視点を持つ夏坂先生が目指す教育についてお話を伺いました。
啓明学園初等学校 校長 夏坂真澄先生のお話
啓明学園初等学校 校長 夏坂真澄先生のお話
校長 夏坂真澄先生
啓明学園初等学校 校長 夏坂真澄先生のお話
時代の変化に応じて教育内容を見直すことの必要性
はじめに自己紹介を簡単にさせていただきます。私が啓明学園の理事長になったのは2023年のことです。それまでは会社に勤めていまして、大学を卒業して入社した花王では、マーケティング部門で商品を作ったり海外事業や人材育成などさまざまなことを経験してきました。またカネボウ化粧品の代表取締役社長など経営的なところでも仕事をしてきました。
子どもの頃は目立つことが嫌いで高校生の頃は小説家になりたくて、そのあとは大学の教授になろうと思ったこともあったんですけど、どちらも自分には向いていないなと。そんなときに商品を売るための仕組みづくりをするマーケティングという仕事があることを知って「面白そうだな」と。つまらなかったらもう一度大学に戻れば良いやくらいに考えて始めてみたら結果的に面白くてずっと続いちゃったという感じです。
私の経歴について子どもたちはほとんど知らないと思いますが、先日、手洗いの大切さについて学ぶ手洗い週間があった時に「泡のハンドソープは私が作ったんですよ」といった話をしたことがあり興味をもって話を聞いてもらえたかなと思います。また去年は高校生を対象にして夏休みにマーケティングの講座をしたこともありました。
啓明学園の第一印象は教育内容が素晴らしいなと。ただ時代の変化に応じて変える必要があるところがあったため、あらためて見直すことにしました。
子どもの頃は目立つことが嫌いで高校生の頃は小説家になりたくて、そのあとは大学の教授になろうと思ったこともあったんですけど、どちらも自分には向いていないなと。そんなときに商品を売るための仕組みづくりをするマーケティングという仕事があることを知って「面白そうだな」と。つまらなかったらもう一度大学に戻れば良いやくらいに考えて始めてみたら結果的に面白くてずっと続いちゃったという感じです。
私の経歴について子どもたちはほとんど知らないと思いますが、先日、手洗いの大切さについて学ぶ手洗い週間があった時に「泡のハンドソープは私が作ったんですよ」といった話をしたことがあり興味をもって話を聞いてもらえたかなと思います。また去年は高校生を対象にして夏休みにマーケティングの講座をしたこともありました。
啓明学園の第一印象は教育内容が素晴らしいなと。ただ時代の変化に応じて変える必要があるところがあったため、あらためて見直すことにしました。
「自ら学ぶ(自発教育)」をもっと強化したい
啓明学園の目指す教育には3つの柱がありまして、「自ら学ぶ(自発教育)」「体験重視(体験主義)」「外国語教育・国語教育」を大切にした教育を行っています。
その中で私が特に大切にしたいと考えているのは、ひとつ目の「自ら学ぶ(自発教育)」です。2つ目と3つ目は伝統的にいろいろな取り組みをやってきているんですけど、自発教育についてはもっと強化しようと。2025年から中高の土曜日の授業をやめるという判断をしたのもそのためです。
また初等学校で卒論への取り組みを始めたのもこうした背景があります。啓明では自ら学ぶという教育をもっと強く打ち出していこうと考えています。
その中で私が特に大切にしたいと考えているのは、ひとつ目の「自ら学ぶ(自発教育)」です。2つ目と3つ目は伝統的にいろいろな取り組みをやってきているんですけど、自発教育についてはもっと強化しようと。2025年から中高の土曜日の授業をやめるという判断をしたのもそのためです。
また初等学校で卒論への取り組みを始めたのもこうした背景があります。啓明では自ら学ぶという教育をもっと強く打ち出していこうと考えています。
啓明の初等教育が目指す3つの考え方
初等学校のHPにも載っていますが、啓明学園は「粒ぞろい」より「粒違い」を育てる学校で良いと私は考えています。詰め込み教育で均一な優等生をつくるよりも、一人ひとりの個性を育てて社会で活躍できる「生きる力」を育てる教育をしたいと思っています。
初等学校の目指す教育として私なりに3つの考え方にまとめました。
ひとつ目は「学びは自発的・共同的プロセスである」ということです。簡単に言うと勉強は部屋にこもって一人でやるだけじゃないよと。中高になると学ぶ量が増えるのである程度は一人で勉強する時間も必要ですが、小学生のあいだはそんなにカリキュラムが密に入っているわけではないので友だちと一緒に学ぶ「学び合い」も大切です。基礎学力を身につけるための「個の学び」と「他とつながる学び」を車の両輪のようにバランス良く高めるようにしています。またその集大成として卒論を位置づけています。
ふたつ目は「体験が知識を知恵に変え、学びの意欲を高める」ということです。学年や発達段階に応じて自然、社会文化、外国・国際社会とさまざまなプログラムが用意されています。本校の敷地を生かして行う「森あそび」をはじめ、奥多摩での宿泊体験学習や福島県のブリティッシュヒルズで行う国内留学体験学習もそのひとつです。
1、2年生は自然と戯れながらみんなで行動する社会性を身につけることが大切ですし、3、4年生になると抽象的なことも考えられるようになるので社会科見学を中心に行なっています。そして5、6年生になると外国の文化について触れるような体験へとつながっていきます。
ここで大切なのは体験した後の「振り返り」です。そうしないと楽しかっただけで終わってしまうので五感で感じたことをレポートに書いたり議論をしたり。頭で整理したり考えたりすることが必要かなと思います。
もうひとつ体験で大切にしているのは「縦割り活動」です。例えば礼拝の時に6年生が1年生のお世話をするとか入学したばかりの1年生に2年生が学校の施設を案内するのもそうですし、遠足も2学年一緒に行くようにしています。
また本校には「スイーツグループ活動」といって1年生から6年生まで15人くらいのグループを作って活動する機会があります。学期に1度みんなで遊んだり、運動会ではそのグループでリレーをしたり、6年生が卒業するときにグループのみんなで寄せ書きを書いたりと特色ある取り組みのひとつです。
異年齢の子どもたちが一緒に活動することによって社会性や協調性が育まれるのをはじめ、上級生にとってはリーダーを経験する貴重な機会になり、年下の子に感謝されれば自己肯定感も高めることにもつながります。また低学年の子にとっては身近なお兄さん、お姉さんがロールモデルとなってその憧れが学びの意欲につながるためスイーツグループの活動をもっと頻繁にやろうと先生方に伝えています。
そして3つ目は「論理的に考える習慣をつける」です。以前の取材(過去記事https://www.ojuken.jp/interview/keimeigakuen-2025/)でも学びの「4点セット」について触れていますが、国際的な学力調査のPISA(OECD生徒の学習到達度調査)の結果にもある通り、日本の教育の課題として根拠に基づいて論理的に意見を整理して自分の考えをまとめるのが弱いということが挙げられています。正解のない問題にどう対処するか、つまり「生きる力」が弱いということですね。
そこで本校では「学びの4点セット」として論理的に考える「習慣」をつけることに取り組んでいます(p9のスライドより図を転載することは可能ですか?)。4点セットには「根拠」「主張」「理由づけ」「類推(自分ごと化)」があり、4つ目の「類推」というのは自分の経験に照らし合わせて同じようなことがあったということです。
具体的な例を挙げると、社会科の授業で「排他的経済水域が必要だと思いますか?」という問いに対して、「わたしは必要だと思います」(主張)なぜなら「魚などの資源がとれるからです」(根拠)、またその理由として「日本人は魚をたくさん食べるから」(理由づけ)という回答があったとします。そこに「私はよくお寿司屋さんに行くので、ずっと美味しい魚を食べたいから」という自分の経験(類推)が加わることによって論理的に物事を伝えられるようになります。
初等学校の目指す教育として私なりに3つの考え方にまとめました。
ひとつ目は「学びは自発的・共同的プロセスである」ということです。簡単に言うと勉強は部屋にこもって一人でやるだけじゃないよと。中高になると学ぶ量が増えるのである程度は一人で勉強する時間も必要ですが、小学生のあいだはそんなにカリキュラムが密に入っているわけではないので友だちと一緒に学ぶ「学び合い」も大切です。基礎学力を身につけるための「個の学び」と「他とつながる学び」を車の両輪のようにバランス良く高めるようにしています。またその集大成として卒論を位置づけています。
ふたつ目は「体験が知識を知恵に変え、学びの意欲を高める」ということです。学年や発達段階に応じて自然、社会文化、外国・国際社会とさまざまなプログラムが用意されています。本校の敷地を生かして行う「森あそび」をはじめ、奥多摩での宿泊体験学習や福島県のブリティッシュヒルズで行う国内留学体験学習もそのひとつです。
1、2年生は自然と戯れながらみんなで行動する社会性を身につけることが大切ですし、3、4年生になると抽象的なことも考えられるようになるので社会科見学を中心に行なっています。そして5、6年生になると外国の文化について触れるような体験へとつながっていきます。
ここで大切なのは体験した後の「振り返り」です。そうしないと楽しかっただけで終わってしまうので五感で感じたことをレポートに書いたり議論をしたり。頭で整理したり考えたりすることが必要かなと思います。
もうひとつ体験で大切にしているのは「縦割り活動」です。例えば礼拝の時に6年生が1年生のお世話をするとか入学したばかりの1年生に2年生が学校の施設を案内するのもそうですし、遠足も2学年一緒に行くようにしています。
また本校には「スイーツグループ活動」といって1年生から6年生まで15人くらいのグループを作って活動する機会があります。学期に1度みんなで遊んだり、運動会ではそのグループでリレーをしたり、6年生が卒業するときにグループのみんなで寄せ書きを書いたりと特色ある取り組みのひとつです。
異年齢の子どもたちが一緒に活動することによって社会性や協調性が育まれるのをはじめ、上級生にとってはリーダーを経験する貴重な機会になり、年下の子に感謝されれば自己肯定感も高めることにもつながります。また低学年の子にとっては身近なお兄さん、お姉さんがロールモデルとなってその憧れが学びの意欲につながるためスイーツグループの活動をもっと頻繁にやろうと先生方に伝えています。
そして3つ目は「論理的に考える習慣をつける」です。以前の取材(過去記事https://www.ojuken.jp/interview/keimeigakuen-2025/)でも学びの「4点セット」について触れていますが、国際的な学力調査のPISA(OECD生徒の学習到達度調査)の結果にもある通り、日本の教育の課題として根拠に基づいて論理的に意見を整理して自分の考えをまとめるのが弱いということが挙げられています。正解のない問題にどう対処するか、つまり「生きる力」が弱いということですね。
そこで本校では「学びの4点セット」として論理的に考える「習慣」をつけることに取り組んでいます(p9のスライドより図を転載することは可能ですか?)。4点セットには「根拠」「主張」「理由づけ」「類推(自分ごと化)」があり、4つ目の「類推」というのは自分の経験に照らし合わせて同じようなことがあったということです。
具体的な例を挙げると、社会科の授業で「排他的経済水域が必要だと思いますか?」という問いに対して、「わたしは必要だと思います」(主張)なぜなら「魚などの資源がとれるからです」(根拠)、またその理由として「日本人は魚をたくさん食べるから」(理由づけ)という回答があったとします。そこに「私はよくお寿司屋さんに行くので、ずっと美味しい魚を食べたいから」という自分の経験(類推)が加わることによって論理的に物事を伝えられるようになります。
「習熟度別・少人数授業」と「体験的に学ぶ」ことを大切にした英語教育
もうひとつ啓明の教育の柱としてあるのが英語教育です。ことばの体得というところから考えると赤ちゃんは耳から入ってくる音を覚えて、真似して、発することから始まっているように、啓明の英語教育も聞くことを重視しています。
また「習熟度別の少人数授業」を行い、スタンダードクラスは平均12人、特進クラスも3人(資料にある2.9人のままがよろしいでしょうか?)で授業を行なっています。教材は子どもたちの興味や関心を引き出すような楽しみながら学べるものを使い、ネイティブ教員や国際経験豊富な日本人の教員がきめ細かな授業をしています。
ちなみに中学校に「準国際コース」というクラスを新たに設置しました。これまでは英語特進から国際コースに進学する子とスタンダードになってしまう子の2つの選択肢しかなかったため、真ん中に位置するクラスをつくることにしました。中学校の3年間で英語をしっかり身につけて高校の国際コースへ進学することを目標としています。
また啓明では英語を「体験的に学ぶ」ことも大切にしています。ゲストを招いて各国の文化や生活について教えていただく「Feel World」や立川にあるTGG(Tokyo Global Gateway)での活動や、福島のブリティッシュヒルズで行う国内留学体験学習(4・5年生)もそうですし、オーストラリアにある姉妹校に行く短期留学ツアー(5・6年生希望者)もあります。以前と変わった点としては、オーストラリアの法律が改正されたことによってホームステイ先ではなくホテルに戻って宿泊することになりました。結果的にはホテルで毎日仲間と会えるのでより安心して過ごしているようです。
また「習熟度別の少人数授業」を行い、スタンダードクラスは平均12人、特進クラスも3人(資料にある2.9人のままがよろしいでしょうか?)で授業を行なっています。教材は子どもたちの興味や関心を引き出すような楽しみながら学べるものを使い、ネイティブ教員や国際経験豊富な日本人の教員がきめ細かな授業をしています。
ちなみに中学校に「準国際コース」というクラスを新たに設置しました。これまでは英語特進から国際コースに進学する子とスタンダードになってしまう子の2つの選択肢しかなかったため、真ん中に位置するクラスをつくることにしました。中学校の3年間で英語をしっかり身につけて高校の国際コースへ進学することを目標としています。
また啓明では英語を「体験的に学ぶ」ことも大切にしています。ゲストを招いて各国の文化や生活について教えていただく「Feel World」や立川にあるTGG(Tokyo Global Gateway)での活動や、福島のブリティッシュヒルズで行う国内留学体験学習(4・5年生)もそうですし、オーストラリアにある姉妹校に行く短期留学ツアー(5・6年生希望者)もあります。以前と変わった点としては、オーストラリアの法律が改正されたことによってホームステイ先ではなくホテルに戻って宿泊することになりました。結果的にはホテルで毎日仲間と会えるのでより安心して過ごしているようです。
英語教育で気をつけること、リスクについて
小学校の英語教育で気をつけることは、近年、インターナショナルスクールやイマージョン教育、早期のバイリンガル教育の広がりによって英語も母国語も中途半端になるリスクがあると言われています。ダブルリミテッドやセミリンガルと呼ばれるものです。子どもの言語獲得は思考力の獲得でもあり同時に行われていることを私たちは認識しておかなければいけません。
本校に編入を希望するお子さんの中には、小1のタイミングで支障なく編入できる子もいれば、ある程度英語での思考力が固まってきている3、4年生あたりで編入を希望するものの初等学校では国語と算数しか取り出し授業を行っていないため、中学からの入学を勧めるようなケースもあります。
こうした状況は社会問題にもなっているため国際教育のパイオニアでもあるわれわれとしてはソリューションを提供したいと、そうした子どもたちをもっと受け入れられないかと議論しているところです。
本校に編入を希望するお子さんの中には、小1のタイミングで支障なく編入できる子もいれば、ある程度英語での思考力が固まってきている3、4年生あたりで編入を希望するものの初等学校では国語と算数しか取り出し授業を行っていないため、中学からの入学を勧めるようなケースもあります。
こうした状況は社会問題にもなっているため国際教育のパイオニアでもあるわれわれとしてはソリューションを提供したいと、そうした子どもたちをもっと受け入れられないかと議論しているところです。
自分の興味のあることや夢中になっていることを探求する卒業論文
続いて卒業論文についてお話しさせていただきます。小学校の段階で卒論に取り組んでいる学校は多くないと思いますが、自分の興味のあることや夢中になっていることを歴史的・科学的・世界的・未来的な視点で探求します。またそれをプレゼンテーションして人に伝え、さらには友だちのプレゼンから学ぶという取り組みをしています。
基本的な書き方のフォーマットは決めていて、なぜそのテーマを選んだのか(序論)、自分が伝えたいこと、歴史的・科学的視点からの考察、世界的・未来的な視点も加え(本論)、探究してわかったことや自分の考え、新たな課題についてまとめます(結論)。
ちなみにテーマについてはどんなものでも良いことにしています。「陶芸の土について」まとめた子もいれば「カブトムシ・クワガタの成長と歴史」「猫の行動、歴史について」「ウツボの生態」など生き物に関するテーマのほか、「野球の歴史〜大谷翔平と江川卓」や「イギリスの建物を通して歴史を学ぶ」「日本の明治から令和のファッション」などさまざまなテーマがありました。
「爬虫類の進化の歴史について」取り上げた子は、ダーウィンの進化論や自分で爬虫類を飼って観察したことなど経験も含めて書いていたのがリアルな自分ごととしてよくまとめられていたと思います。
このように本校には自ら学ぶ姿勢を通していろいろなことに興味・関心がある好奇心の強い子が育っています。また自然の中で遊ぶのが好きな子、また英語に関心のある子も多く、また同学年以外の子とも遊べる子や相手の気持ちや立場が理解できる子もいますし、一緒に生活する中でそうした子どもたちの意識が自然と育まれているように感じています。
基本的な書き方のフォーマットは決めていて、なぜそのテーマを選んだのか(序論)、自分が伝えたいこと、歴史的・科学的視点からの考察、世界的・未来的な視点も加え(本論)、探究してわかったことや自分の考え、新たな課題についてまとめます(結論)。
ちなみにテーマについてはどんなものでも良いことにしています。「陶芸の土について」まとめた子もいれば「カブトムシ・クワガタの成長と歴史」「猫の行動、歴史について」「ウツボの生態」など生き物に関するテーマのほか、「野球の歴史〜大谷翔平と江川卓」や「イギリスの建物を通して歴史を学ぶ」「日本の明治から令和のファッション」などさまざまなテーマがありました。
「爬虫類の進化の歴史について」取り上げた子は、ダーウィンの進化論や自分で爬虫類を飼って観察したことなど経験も含めて書いていたのがリアルな自分ごととしてよくまとめられていたと思います。
このように本校には自ら学ぶ姿勢を通していろいろなことに興味・関心がある好奇心の強い子が育っています。また自然の中で遊ぶのが好きな子、また英語に関心のある子も多く、また同学年以外の子とも遊べる子や相手の気持ちや立場が理解できる子もいますし、一緒に生活する中でそうした子どもたちの意識が自然と育まれているように感じています。
編集後記
グローバル企業で要職を務めていた経歴からイメージする印象とは対照的に、夏坂先生のおだやかで優しく丁寧に話をしてくださる姿が記憶に残りました。学ぶうえでもっともピュアな部分とも言える自ら学ぶことを大切にする眼差しも先生のお人柄がそのままあらわれているようでした。卒論もその響きとは異なり、自分の好きなことをとことん探求できる内容で、多種多様なテーマを見るだけで子どもたちが夢中になって取り組んでいる様子が伺えました。








