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西武学園文理小学校では、9月12日〜13日の二日間にわたって創作展が開催されました。
創作展は、各教科の学習活動や夏休みの自由研究、およびCA(Creative Activity)での活動の発表・展示を行っています。
子どもたちの日ごろのがんばりやその成果を公開する創作展は、学校行事の目玉の一つ。
祖父母・保護者、児童、学校が一つとなって盛り上げる行事です。
今回はその創作展を取材しました。 |
| 講堂での発表 |
まず講堂をのぞいてみると、CAの発表が始まるところでした。
CAとはCreative Activityの略。西武学園文理小学校独自の授業で、週1時間行われています。18種類のCAがあり、そのなかから自分の好きなCAを選択します。
CAは学年縦割りの編成により異学年の子どもたちがいっしょに活動し、お互いが個性を発揮し、協力しあいながら、自主性や社会性、創造性を高めるとともに、さまざまな技能・技術を習得する授業です。
講堂で行われるCAの発表は以下のとおりです。 |
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| <里神楽> |
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<金管バンド> |
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| <合唱> |
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<和太鼓> |
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| <大正琴> |
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<ハンドベル> |
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| <大正琴・ヴィオリラ> |
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<演劇> |
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| <ハーモニカ> |
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オープニングは里神楽。伝統芸能の衣装に身を包んだ子どもたちが舞台に上がり、踊りや太鼓を披露。低学年の子どもも多く見られましたが、太鼓のリズムもそろい、踊りも堂々としたもの。練習の成果が伝わってきました。
このあと、1〜2年生による大正琴の演奏、3〜4年生によるヴィオリラ(大正琴をヒントに生まれた新しい弦楽器)の演奏、1〜4年生によるハンドベル、3〜4年生による金管バンドの演奏、同じく3〜4年生による演劇「不思議の国のアリス」などがにぎやかに披露され、講堂は終日盛り上がりました。 |
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| 各教室での展示・催し |
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CAは発表系のものだけではありません。各教室でもCAの展示などいろいろな催しが行われています。
たとえば<将棋><囲碁>では試合を行ったり、<茶道>がお茶会を開いたり、<English 1〜2年生>はみんなで製作した英語の絵本を展示したりと、こちらもにぎやか。 |
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| フラワーアート |
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| <フラワーアート>では、各自の額縁に思い思いのフラワーアートを飾りました。1年生の女の子が近寄ってきて「これはわたしがつくったフラワーアート!」とうれしそうに紹介してくれます。「いつごろからつくったの?」と聞くと「7月ごろからCAの時間でつくったの。がんばったよ!」とはずむような返事が。 |
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| 工作 |
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<工作>ではウッドクラフトを展示。
「飛行機」や「新幹線」「汽車」など楽しい作品が並びます。
「ぼくたちのうちゅうすていしょん」はなかなかの意欲作。1年生の男の子が「ぼくたち1年生と2年生4人でつくったんだよ」と教えてくれました。
「どんなところが難しかった?」
「木と木をボンドでつけるのが大変だったよ。みんなでうまくつくれたよ!」 |
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| 鉄道模型 |
<鉄道模型>は今年から始まったCAです。男の子に人気の授業で、希望者が募集定員を上回ったため抽選で24人に絞ったとか。西武学園文理中学・高校の鉄道研究部が製作した鉄道模型を譲り受け、1〜4年生のみんなで車両「Bトレイン」をつくりました。
教室いっぱいに広がる大規模な鉄道模型。子どもたちが運転手になって機械を操作しBトレインを走らせます。
担当の先生は西武学園文理高校から移動された西山先生。高校ではモチロン鉄道研究部の顧問をされていました。子どもたちに電車の“操縦”を任せながらも、先生は全体に目配りし、指揮をとります。
そんな忙しい先生に質問。「みんな鉄道に詳しい児童ばかりなのですか?」
「このCAに入ってから鉄道について学ぶ子どももいますよ。なかにはけっこう詳しい児童もいて、家でよく調べているようですね。どの子どもも楽しみながら活動しています」
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| 各クラスの展示 |
さて、各クラスの教室ではどんな展示があるのでしょう。
どの学年もクラスによってさまざま。理科の実験・観察記録、図工の作品、書道、社会科見学の新聞づくり、国語表現で取り組んだ詩や作文、英語の授業のビデオ上映etc、クラスごとに複数の教科の活動を展示しています。実に多彩で意欲的な活動の記録・成果をまざまざと見ることができました。
その一部をご紹介しましょう。
1年生のあるクラスは図工で製作したオリジナルバッグをずらりと展示。絵の具で彩色したバッグに恐竜や魚、電車、飛行機などを千切り絵でのびのびと表現。
3年生のクラスは校長先生が子どもたちに与える課題に取り組んだものを展示。「東大赤門から三四郎池・不忍池まで歩いてみよう」という”校長課題“ について、それぞれが体験談を作文に綴りました。
4年生のクラスは国語で取り組んだ北海道研修旅行の新聞づくりを展示。5年生は7月のイギリス研修旅行の報告を展示。6年生のクラスは埼玉県立自然の博物館をテーマとしたグループ学習のレポートを丁寧に綴じて展示。またアメリカ研修旅行の事前学習を展示するクラスも。
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| 夏休みの自由研究 |
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廊下には夏休みの自由研究が展示されています。それぞれ自分の好きなテーマで研究、文章や写真・図などを入れて1枚の新聞にまとめます。1年生の選んだテーマは「ようちゅう」「おきなわけん」「ハーブせっけんのつくりかた」「かいきにっしょく」「ツタンカーメン」「もうどうけん」「アカハライモリ」など、2年生は「化石はっくつ」「8月の稲」「レモンでんちのつくりかた」「オーケストラ」「かへい(コイン)」など、みんなまさに自由でおもしろいテーマに取り組んでいました。
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CA、教科の授業、自由研究、どれも見応え十分、飽きることはありません。そして何より強く伝わってきたのが、子どもたちの一生懸命さ、意欲、そしてパワー。どの子どもも元気をみなぎらせて力を発揮し、熱意をもって取り組んだことが、発表や作品からはっきりと伝わってきました。保護者もこころから感動すること間違いなしの創作展です。
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| 総務・広報部長 清水穂高 先生のお話 |
ふだんの授業や自由研究など、自分たちの取り組んできたことを全校で確認し合おう。それが創作展の大きなねらいです。子どもたちにとっては、友だちや上級生、下級生のがんばりを見ることができ、互いに切磋琢磨する機会となります。保護者はわが子が学校でどんな学習をしているのか、じかに知ることができますね。また学園にとっても、学年全体、学校全体の教育の取り組みを家庭に見てもらう貴重な機会となっています。
子どもたちは意欲をもって創作展に取り組みます。CAでは異学年のみんなで協力して行い、かたや教科の授業や自由研究では個人や小グループで課題に取り組む。この二つを子どもが経験することに大きな意義があります。また、創作展を目標とすることで、子どもは自分のなかで眠っていた力を発揮することができます。だからお父さんやお母さんも、家では想像できなかったわが子のがんばりにびっくりしますよ(笑)。
学園では創設以来、学校と子ども、保護者による三位一体の教育をこころがけています。父母によるボランティアセンターもあり、行事などで積極的に活動してくれています。ちなみに学園名物の文太郎焼きも、創作展の期間中保護者と子どもがいっしょになってせっせとつくります(笑)。たい焼きに似た熱々のお菓子でとても人気なんですよ。
創作展の運営には子どもたちが主体的にかかわっており、講堂での発表の司会進行や会場の案内など、すべて児童が行っています。
児童にも保護者にも好評の創作展を今後も大切にし、発展させていきたいですね。
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