配布されたプリントに沿って説明。
1、横浜初等部の目指すもの
慶應義塾の沿革の説明。横浜初等部では6年間を通じて、福澤先生以来の建学の精神に照らせば、一人一人が「身体健康精神活発」「敢為活発堅忍不屈の精神」をもち知性豊かな生徒になる事を目指す。また、基礎学力はもとより「体験教育」「自己挑戦教育」「言葉の教育」を三つを柱として大切にしている。卒業後は湘南藤沢中等部・高等部に進学する。両校の間ではカリキュラムの充実に向けて必要な協力を行い、12年間を通じて発達段階に応じてきめ細やかに見守ることができる環境を作っていく。これが福澤先生の言われるエデュケーションと考える。その他、教育課程、幼稚舎との違い、SFCの教育内容の説明のあと、スライドで学校生活の様子を紹介。
2、入学試験に向けて心に留めて頂きたいこと
生徒の選考に当たっては、子どもたちの日常のありのままの姿を見たいと思う。初等部を志願する家庭と子どもたちがいわゆる受験産業の指導や根拠のないうわさに振り回され、その子の良さが失われることがないように願う。部長が変わると何かが変わるというのも単なるうわさに過ぎない。
3.横浜初等部の保護者に期待すること
第1に家庭の役割の大切さを理解する。学校と家庭が補い合うこと。学校の部分を家庭が先回りしないこと。第2に学校を大切にする姿勢。生徒に接する教職員諸氏を信頼するということ。第3に贅沢を嫌い、質素を大切にする。質素倹約を旨とする考えは福澤先生以来変わらない。以上このことを踏まえ保護者には慶應義塾と横浜初等部の教育理念に共感できるかどうかをよく考えて受験していただきたい。
4、2018年度入学試験について
募集要項販売期間9月6日から10月13日。
試験期間11月19日から11月22日。横浜初等部webサイトに掲載。
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