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取材特集 百合学院小学校  
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百合学院小学校

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キリスト教的な情操教育を基盤にした学院生活

創立60周年を迎えた百合学院小学校は、ローマカトリック教会において、国際的に活躍した祈りの人・田口芳五郎枢機卿によって創立された幼稚園から高等学校までの女子一貫教育校。キリスト教的な情操教育を基盤にした学院生活について、岩城賢三教諭にお話を伺った。

カトリックの理念に基づく、知的・道徳的・宗教的情操教育
様々な宗教行事を通し心身ともに成長
1年生からネイティブ教員による英語教育
独自の取り組み 〜図書館教育・国語教育〜
正しい食生活を実践する食育
独自のプログラムで放課後の時間を有意義に活用
少人数ならではの家庭的な雰囲気を大切に

岩城 賢三 教諭

 


カトリックの理念に基づく、知的・道徳的・宗教的情操教育

まずは建学の精神を教えてください。

カトリックの理念に基づき、知的・道徳的・宗教的情操教育を行い、円満な人格を育成しています。
聖母マリアに倣い、汚れのない白百合のように、身も心も清らかに生きる「純潔」と神の慈愛を学び、すべての人を大切にし、よろこんで奉仕する「愛徳」の心を重視し、周囲の人々との関わりの中で生きる女性として育ってほしいというのが創立者の思いです。常に感謝の気持ちをもって、周囲に献身、奉仕することにより女性らしいやさしさを身に付け、いかなる時にも良心的な行動がとれる強固な意志をもち、国内外において真に自立した女性として、社会に貢献しうる人間育成を目指しています。


温かく安定した家庭を築く母親として、また深い教養とやさしさをもって世の中に貢献できる社会人として成長するため、「人との関わり」「神との出会い」「学ぶ力」、この三つの豊かさを大切にしています。
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様々な宗教行事を通し心身ともに成長

キリスト教的価値観のもとに、女子教育に取り組む百合学院では、幼稚園から高等学校まで、カトリックの教えをもとにした宗教行事を数多く執り行われている。

本校の1日はお祈りから始まり、お祈りで終わります。朝礼では心を落ち着けて一日を過ごせるよう、聖歌を歌い、お祈りをします。終礼ではたのしい学校生活が過ごせたことを神に感謝します。全校生徒による聖堂礼拝、ミサは月1回行い、心の中で神様とお話しする温かい時間を過ごします。

宗教学習は各学年、週に1時間あります。ほかに、神父である校長による講話は週に1〜2回行われていて、聖書のこと、神様のことはもちろん、身近な話題、社会的な問題なども織り交ぜています。その講話を通してカトリックの学校で学ぶ子どもとして、一人ひとりが神さまから大切にされていることを自覚し、感謝の心をもって、お互いを大切にすることを学んでいきます。「いのち」は神から授かった尊い恵みであり、自分の命も人の命も大切であることを教えています。

春には復活祭、5月には聖母マリアをたたえる集い、12月にはイエス・キリストの誕生を祝うクリスマスの集いなどを行っています。聖書のことばを学び、聖母マリア様のように清らかで美しい心、そして、やさしく温かい心をもった女性へと成長していけるように祈りを捧げます。
このほかにも、休み時間に自主的に祈りを捧げる「ロザリオの集い」なども行われています。みんなと手と手を取り合って自分たちで作り上げるものから、献身・奉仕の心を知ることまで、さまざまな行事を通して、心身ともに成長していきます。

 

本年度は特に奉仕活動に力を注いでいます。自分の周りだけでなく、外に向けた活動を積極的に取り入れていきたいと考えており、学校周辺の掃除など、地域貢献、地域交流を深めていきます。
百合学院小学校で学ぶ6年間に、「人のために自分に何ができるのか」「より良いクラス・学校にしていくにはどうすればいいのか」を自分たちで考え、やり遂げる達成感を味わい、人のために動くことのできる奉仕の心を身に付けてほしいと願っています。

 

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1年生からネイティブ教員による英語教育

幼稚園から高等学校 まで繋がる教育プログラムを用意している百合学院。小学校では、基礎的学力の育成・基本的生活態度の涵養・健やかな心身の育成の3つを主軸に、時代の変化に対応し良心的行いがとれる意志の育成を目指した指導を行っている。なかでも力を入れているのは英語教育だ。百合学院小学校で行われる英語教育では、自分と異なる文化の人とも自信 をもって 相互に交流できるようになることを目標に掲げている。

1〜4年生は週3時間の英語教育を行っています。授業はネイティブ教員が担当し、歌や遊びのなかで英語を使い、低学年のうちから英語に親しんでいます。
3〜4年生からは文法の授業も取り入れ、5〜6年生では自分で文章が書けるようになるなど、段階的な学習プログラムで、力の積み上げを図っています。英語の授業は6年間で約610 時間 あり、プラスαとしてイングリッシュランチを実施するなど、日常生活の中で ネイティブ教員の発音に慣れ親しむことによって 耳を育て、英語圏の子どもたちが英語を習得するのと同じように、生きた英語を習得していきます。

さらに、英語に慣れ親しむためのカリキュラムを編成しており、毎年すべての学年による 学習発表を行っています。内容は各学年さまざまで、ゴスペルやミュージカル、英語劇などに挑戦しています。

放課後は希望者を対象に英語検定試験に向けての英検 クラスを設けており、多く の児童が受講しています。学年に関係なく、5級から準2級までレベルに合わせたクラス編制で、英検にチャレンジしています。レベルに合わせた取り組みが功を奏し、2年生で準2級の合格者を出すなど、確実に実績を重ねています。
また、百合学院 の児童には帰国子女やインターナショナルスクール出身者も多く、英語力の保持を目的にした、少人数制のハイレベルなアフタースクールクラスも設けています。

春休みには5〜6年生を対象に、ニュージーランドでの10日間のホームステイを実施しています。毎年、希望者が20名 ほどいて、5年生、6年生と2年連続で参加する児童も多い、大変人気のプログラムとなっています。
ホームステイに出掛ける半年ほど前から、事前にホストファミリーとメール等で やり取りを行います。 ある程度のコミュニケーションを取ってから行くので、各家庭に一人のホームステイですが、それぞれに充実した時間を過ごして帰ってきます。参加後には「もっと英語を勉強したい 」「また行きたい」という声が上がるほど。人前でなかなか発表しなかった児童 が積極的に発表するようになるなど、現地の児童たちのアグレッシブな姿勢に、自分ももっと自由に、柔軟性のあるコミュニケーション力を身に付けたいと、刺激を受けて帰ってきます。

 
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独自の取り組み 〜図書館教育・国語教育〜

とにかく本が好きだと言う百合学院の児童たち。図書館教育、国語教育でも、独自の取り組みが行われている。

本との出会いは子どもたちの感動の心や好奇心を育むために欠かせないものです。学校図書館は楽しく、役立つ図書館を目指して蔵書を揃えています。国語科では一人学習の時間を設け、物語の登場人物の心情などをじっくりと考え、聞き合いの時間には自分の考えを発表して意見交換を行うといった、学び合いの取り組みを行っています。一人でじっくりと思考することで読みが深くなり、気持ちを入れて読書をすることができるようになります。また、その考えを書き表すことで、整理して体系化していくことができます。この学習方法で、思考を深め広げる効果を実感しています。

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正しい食生活を実践する食育

子どもたちが毎日元気に学校生活を送るため、「食育」にも力を入れているそう。

百合学院では週1回のお弁当の日を取り入れています。週4日の給食では、学童期の子どもたちが毎日元気に過ごすために、小魚や海藻などを30回以上しっかりと噛んで食べる「カムカムメニュー」を取り入れるなど、正しい食生活を実践する食育にも力を入れています。また、健康委員会の児童が栄養バランスや食材などについて紹介したり、「けんこうだより」を月1回発行したり、食事の大切さを呼びかけています。

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独自のプログラムで放課後の時間を有意義に活用

中学受験を視野に入れた受験対策や、遠距離通学でゆっくり遊ぶ時間が取れない児童・働く保護者の子育てを目的に、放課後預かり保育を行うなど、百合学院には放課後の時間を有意義に活用した独自のプログラムがある。

1〜5年生の希望者を対象に、基礎学力の定着を図るための「フォローアップタイム」で、学習のつまずきをなくすよう個別指導を行っています。また、5年生3学期からは「パワーアップタイム」として、希望者を対象に週3回、中学受験を視野に入れた発展学習を行っています。6年生は習熟度別に3クラスに分けて、レベルに応じた学習指導を実施しています。

 

1〜6年を対象にした放課後預かり保育「ナザレトクラブ」では、2〜4名体制で指導員が付き、スポーツ教室、ハンドベル、書道、英語など、学習や教養を高める活動を行っています。学校に居ながら様々な体験をすることができます。

   

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少人数ならではの家庭的な雰囲気を大切に

百合学院の全校生徒数は約150名。高学年の児童が主体となって、学年を越えたさまざまな活動が行われているのも少人数制だからこそ。聖家族のマリア、ヨゼフの模範に倣い、子どもに寄り添い、温かく見守る家庭的な雰囲気を大切にしている。

代表例は児童会を中心とする委員会活動です。女子校である百合学院では、女性としての礼儀作法や立ち振る舞いを大切にしています。「あいさつは立ち止まって、礼儀正しく元気よく」を心掛け、児童会があいさつ運動を行っています。また、「学年を越えてみんなで遊ぶ機会を」という子どもたちからの意見をもとに、学期ごとの「球技大会」など身体を動かせるイベントのほか、「クリーンアップ大作戦」と称した清掃活動を行うなど、6年生が主となり各種委員会を運営しています。学級委員は毎学期変わり、学級委員を中心に学級活動も盛んです。すべての児童に何かしらの役割が回ってきます。4〜6年の各クラスで運営されている係活動では、子どもたちが企画書を書き、目標を決めて取り組む姿が見られます。

 

女子校なので、気兼ねなくみんなが活躍できる場が数多くあるのが魅力ではないでしょうか。このような活動が盛んになることで、普段からクラスの中で主体的に活動する姿が見られるようになります。教員は、子どもたちの自主的な活動を見守り、サポートし、自分たちの力でやり遂げたという達成感を得て、自信をつけてほしいと願っています。

私たち教員は子どもたちの興味・好奇心を引き出す楽しい授業を展開できるように心掛け、子どもの良いところも、悪いところもしっかりと把握できるよう、休み時間には児童とともに遊ぶ時間を大切にしています。子どもたちとの関わりが深いのは、少人数の百合学院ならでは。
「児童」「保護者」「教職員」の三者のコミュニケーションを密にしながら、三位一体となって「教育共同体」をつくり、教育に取り組むことで、「心の目」で見ることができる人間に育てます。「心の清い人は幸いである。その人は神を見る」というイエスの言葉のように「純潔」を大切にし、「人の痛みや苦しみを見る目」をもって「愛徳」の実践に努めています。心の教育をしっかりと行うことで、子どもたちには礼儀正しく、素直に「ありがとう」「ごめんね」が言える、人のために動ける人間に育ってほしいと願っています。

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取材協力
百合学院小学校
〒661-0974  
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