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取材特集 関西大学初等部  
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関西大学初等部

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思考力育成を教育の柱に
"考える力"を育むミューズ学習とICT教育

開校より10年目を迎えた関西大学初等部は、創立以来、一貫して「思考力育成」を重視し、答えのない時代を生き抜くための「高い人間力」の育成をめざしてきました。初等部・中等部・高等部では、関西大学の教育理念である「学の実化(じつげ)」をモットーに掲げ、同一キャンパスでの12年一貫教育を通して、たくましく、しなやかな人材育成を続けています。

関西大学初等部が重視する「思考力育成」、そのなかでも、考えることを考える「ミューズ学習」は学校の代名詞となるほどです。毎年2月に行う研究発表会には全国から教育関係者が多数集まり、初等部の授業を参観します。初等部の「思考力育成」の取組は、新学習指導要領を先取りした教育として全国的にも注目されています。
また、ICT教育が自然な学びの姿として、すでに確立されています。これまでのICT教育への先進的な取り組みが評価され、日本の小学校では唯一Apple Distinguished School 2018-2021にも認定されました。

2019年4月から新校長に就任した長戸基先生(前初等部教頭)に、思考力育成についての幅広い取組と、中等部・高等部へ進学した卒業生の姿を通しての成果、また、これからの方向性についてお話をうかがいました。

 

 関西大学初等部 校長 長戸 基 先生のお話

 
校長 長戸 基 先生
     

考えることを考える「ミューズ学習」

 

「思考力育成」を柱に、教科での学びはもちろん生活面においても子どもたちが主体的に考え行動することをめざしている関西大学初等部。さまざまな場面で思考力を育成する学びを展開していますが、「考えるための技(思考スキル)」の習得に特化した時間が「ミューズ学習」です。
「ミューズ学習」では、どの教科でも活用できる「比較する」・「分類する」・「つなげる」といった6つの思考スキルを、考えるための手がかりとなる「シンキングツール」を使って体得します。初等部入学当初より「考えることを考える」に特化した学習に取り組み、学んだ思考スキルを教科などで活用することで、子どもたちが思考スキルを自然に使いこなせるよう丁寧に取組を継続しているそうです。

「ミューズ学習」では、6つの思考スキルに対応した「シンキングツール」を用いて具体的な使い方を学びます。例えば、「比較する」という思考スキルは「ベン図」、「分類する」という思考スキルは「Xチャート」、「つなげる」という思考スキルは「コンセプトマップ」など、子どもたちだけでなく、大人も興味を持って取り組みたくなるような興味深い内容。子どもたちは「ベン図」や「Xチャート」などのシンキングツールを用い、テーマに応じて情報を書き込んで考えを整理します。書き込むことで自分の考えを「見える化」するとともに、ペアやグループ、または全体で交流することを通して、思考スキルを自分のものにします。
初等部入学当時からスタートし、臆することなく張り切って取り組む子どもたちの姿は元気いっぱいで頼もしいと長戸校長は話してくださいました。

   
 
   

今、文科省によって学習指導要領で示されている「生きる力」のための「主体的・対話的で深い学び」を言い換えると、「自ら主体的に課題に取り組み、導いた自分の考えや意見を交換したり交流したりすることで学びを深める」こと。これは、まさに関大初等部が開校当初よりめざしてきたものでもあります。

思考スキルは1コマの授業で身につくものではありません。何度も繰り返して取り組み、学んだ「考えるための技」をほかの教科でも活用するなかで、いつでも使えるようになります。学習面はもちろん、生活面でも使えているのは、全校をあげて取り組んでいるからこそ。「シンキングツール」の使い方を全校児童が理解し、共通言語のようにコミュニケーションツールとして使い、共感できるレベルに到達しているそうです。

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中等部・高等部へ進学した卒業生の姿

関大初等部1期生は、現在高等部2年生(取材時)。12年一貫教育もゴールが見えてきたところです。その高等部の先輩が、3月の初等部卒業式では自らを振り返り、後輩へメッセージを寄せてくれました。そこには「初等部では『自分の力で考え学ぶ力、交流する力、発信する力』を身につけることができました」と書かれていたそうです。生徒自身が自らに思考力がついたという実感があること、またその基礎基本を初等部で身につけたと感じてくれていることに、長戸校長は初等部の「思考力育成」の取組に確かな手応えを感じたそうです。

このエピソードを聞き、初等部卒業生の特徴をたずねたところ、「中等部、高等部教員からは、『自分の意見を上手に発信できる』と評価していただいています」と話してくださいました。初等部で6年間を過ごした後の中等部入学時には、一般受験により新しい仲間を迎えることになります。中等部でも、初等部卒業生が「自分の思いをまとめて伝えること」に長けていると評価されているとのことです。教科の時間だけでなく、部活や友だちとの会話など、日常的に自分の考えを図や絵にして説明をするシーンを目にするそうです。6年間「思考力育成」教育を積み重ねることで、自然なスタイルとして、絵や図を使いながら、自分の考えや全体の意見をまとめ、わかりやすく伝えることができている表れと考えられます。

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「思考力育成」教育の一環としてのICT教育

さらに関大初等部の特徴としてICT教育の充実があげられます。タブレット端末(iPad)、パソコン、ネットワークなどICT環境は全国随一。1年生から6年生まで、いつでもどこでも情報機器を活用できるよう整備されています。4年生からは個人所有としてiPadを活用します。iPadのメリットについてお聞きすると「iPadは、例えばノートや消しゴム、マイクやスピーカーにもなる。子どもたちにとっては毎日使用する文房具や辞書と同じ感覚です。学校や家庭で、日常での活用を重ねる中で、自然と情報機器の正しい使い方を身につけられるように導いています」と話してくださいました。

小学校でのプログラミング教育が必修化される中、初等部ではすでに取組が始まっています。ここでも「思考力育成」が基本。単にプログラミング言語を使ってコードを書くのではなく、思考力を伸ばすための「プログラミング的な考え方」を身につけることが目的です。プログラミングに必要な関数の概念やアルゴリズムについて、体験を通して学ぶことができるように工夫されています。

関大初等部のICT環境と思考力を高める取組が評価され、日本の小学校で唯一、米Apple社よりApple Distinguished School 2018-2021として認定されました。単にICT環境が整っているのではなく、子どもたちが好奇心を持って学べる、テクノロジーを活用した革新的で魅力的な学校として高い注目が集まっています。

   

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まとめ

田中 達也 先生

関西大学初等部は2019年春、10年目を迎えるにあたって、これまで校長として「思考力育成」を推進してきた田中達也先生が、初等部・中等部・高等部シニアアドバイザーとして初中高全体を見る立場になられました。その後を継承したのは、今まで教頭として、校長と二人三脚で発展を支えてきた長戸基先生です。初等部の「思考力育成」教育が保護者や教育関係者から高い評価を得ることができ、何より子どもたちの成長が実際の姿として見えてきた今、新しいステージに入った証と考えられます。長戸先生は本当の意味での関大初等部の取組が評価されるのは、子どもたちの人生の歩みを見届けてからと話します。「つねにチャレンジャーの気持ちで、質の高い教育で日本一の学校をめざします」と締めくくられました。

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