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取材特集 城南学園小学校  
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城南学園小学校

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「強く、正しい」「清く、やさしい」

城南学園は、1935年に女子教育の学校として創立し、1950年に小学校を開校しました。現在、保育園・幼稚園から中学校・高等学校、短期大学および大学、大学院までそろう総合学園に発展しています。

学園の建学の精神は「自主自律」「清和気品」。城南学園小学校では、この建学の精神のもと、「強く、正しい」「清く、やさしい」を教育目標に掲げています。
自分に対しては「強く、正しく」、人に対しては「清く、やさしく」――知・徳・体の調和のとれた円満な人間の育成に力を注いでいます。

 

城南学園小学校の教育について、校長先生にお話をうかがいました。

■城南学園小学校 校長 山北 浩之先生のお話
「人間としての基礎・基本の徹底」
高学年はリーダーシップ、下級生はフォロワーシップ
実践力のある 魅力ある子
「学力の基礎・基本の徹底」
受験対策の講習・補講・実力テスト
進学ゼミナール
「学ぶよろこび・活動するよろこびの徹底」
「ギネスに挑戦」
あえてしんどい道を選ぼう
全教師による「お話を聞く会」
社会のなかで花を開かせてほしい

城南学園小学校 校長 山北 浩之 先生

 


「人間としての基礎・基本の徹底」

本校では、建学の精神と教育目標をふまえ、3つの教育の柱を立てています。第1の柱は、「人間としての基礎・基本の徹底」。この柱の中心となる取り組みが、1年生から6年生までの「たてわり活動」です。

1班約12人ごとの全学年縦割りグループをつくり、週に3日、昼休みに、清掃・相撲や綱引きなどの屋内スポーツ・外遊びの活動を年間通して行うという、たいへん充実した取り組みです。もう20年間続けています。

「たてわり活動」では、6年生は全体をまとめる班長、5年生は副班長、4年生は1年生のお世話係、3年生は低学年をまとめる小さい班長、2年生は小さい副班長。1年生を除いて各学年に役割があり、全員が自分の役割を全うしなくてはなりません。

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高学年はリーダーシップ、下級生はフォロワーシップ

「たてわり活動」によって、協力する心や思いやり、自立の心、責任感や実行力など、まさに「人間としての基礎・基本」を養います。とくに、高学年はリーダーシップを、下級生はフォロワーシップを養います。

現代は少子化により、年上の子どもは下の子の面倒をみるという経験が少なく、年下の子どもは年長者を敬い、従うということを学ぶ経験が少なくなっています。小学校に入学したての1年生は、お兄さんやお姉さんの言うことをなかなか聞きません。班長は自分の班をまとめるのに苦労します。

そうやって苦労したり楽しんだりするうち、下級生は上級生をとても慕うようになり、上級生も下級生を弟や妹のようにかわいがります。高学年の児童は卒業後も、自分が面倒を見た小さな後輩のことをずっと気にかけるくらいです。

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実践力のある 魅力ある子


学年縦割りはこの活動だけでなく、宿泊行事も、中学年以上は2学年いっしょに行い、縦割りグループで行動します。高学年は、宿泊前から班ごとに、合宿内容の打ち合わせを行っていきます。

こうした「たてわり活動」をはじめ、毎朝気持ちよくあいさつし、腰骨をしっかりと立てて姿勢を正す「あいさつ・立腰」、「ノーチャイムデー」の実践、道徳の時間の枠組みで行う礼法指導などを通して、「実践力のある 魅力ある子」を育てていきます。

「実践力のある 魅力ある子」とは、自分勝手ではなく、するべきことをきちんとでき、他者から愛される子どもです。そういう子どもは、将来社会に出たとき、自分のよさを他人から引き出してもらえる人になれます。

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「学力の基礎・基本の徹底」


教育の第2の柱は、「学力の基礎・基本の徹底」です。まず漢字・計算の徹底指導を行います。漢字は先取り学習を行い、「読み」は6年間の範囲を4年生で終了し、「書き」は5年生で終了します。漢字検定にも取り組みます。計算練習にも毎朝取り組みます。

国語・算数の授業は、低学年では担任と副担任のティームティーチングで行い、一人ひとりにきめ細かく教え、基礎を確実に身につけさせます。4年生以上の算数は、学年全体を3コースに分け、自分の力に合ったコースで学習を進めます。中間・期末テストも実施します。

コースの選択と移動は柔軟に行います。子どもは保護者と相談しながら、自分の力に合ったコースを選びます。そして、コース変更は単元ごとに可能です。自分に合ったコースで、しっかりと力をつける挑戦をしてほしいと思います。
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受験対策の講習・補講・実力テスト


各教科の授業で先取り学習を行いますが、そのままどんどん進んでしまうのではありません。各学期の最後の1カ月間は、復習月間です。その学期で学んだことを、じっくりと復習します。また、3年生以上の社会・理科は専科制をとり、専門の教員が教えます。

受験対策の講習も行います。5年生の3学期の春休みから開始し、夏期・冬期の講習も実施します。これとは別に、平日の放課後には特別講習(算数)を行います。宿題は講習参加者一人ひとりに合った内容のものを毎日出します。

4教科の実力テストとして、5年生は年1回実施、6年生は年6回実施します。6年生の最後の実力テストの成績をもとに、具体的な進路アドバイスを行っていきます。志望校対策の個別指導も行います。

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進学ゼミナール


年3回開催する「進学ゼミナール」も好評です。私立中学校の校長・教頭先生を招いて、中学での勉強などについてお話をしてもらいます。灘、東大寺学園、西大和学園、洛南高等学校附属、大阪星光学院、四天王寺、清風など、さまざまな学校を招いています。「進学ゼミナール」は5・6年生の児童対象ですが、保護者は全学年対象で、参加自由です。

私立中学校の例年の合格実績として、灘、東大寺学園、西大和学園、大阪星光学院、四天王寺、高槻、清風、清風南海、大阪桐蔭、金蘭千里、明星、関西大学第一、同志社香里、近畿大学附属、帝塚山学院、帝塚山など。大半の児童が私立に進学しています。

進学指導はしっかりと行いますが、最終的な進路決定はご家庭です。公立・国立中学に進む児童もいます。学校として、一人ひとりの進路を後押しします。

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「学ぶよろこび・活動するよろこびの徹底」

教育の第3の柱は、「学ぶよろこび・活動するよろこびの徹底」です。この取り組みの中心に、「一生懸命体験」があります。
「すべてのことに全力で取り組む」のが本校の方針です。どれか一つではなく、全部頑張る。そのためにいろいろな「一生懸命体験」を行います。

その一つ、近隣の長居公園でのマラソン大会は、「絶対歩かない」ことが約束です。ゆっくりでもいいから、走り続ける。子どもたちに自分の限界を超える体験をさせたいのです。

大会前の1カ月は強化月間として、全児童が毎日10分走ります。体育の授業でもマラソン指導を行います。当日は保護者も応援に駆けつけ、子どもたちを激励します。

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「ギネスに挑戦」


「ギネスに挑戦」では、縄跳びの自己記録の更新に挑戦します。これも自分との闘いです。クラスで一斉に縄跳びを開始します。やがて周りの友達がひっかかって終わっていく。すると、自分ももういいかな、頑張るのはやめようかな、と力が緩む。どこまで耐えられるか、自分の限界を超える頑張りをしてほしいのです。

学校ギネスは、男子は6年生児童の60分23秒、女子は4年生児童の41分47秒。学年の平均時間が3〜4分台であるのと比較して、驚異的です。

9月に実施する「作品展」の行事も、「一生懸命体験」の一つです。夏休みに自由研究や絵画、工作など一生懸命取り組んだものを展示発表します。作品だけでなく、それをつくる過程の工夫や苦労も文章にまとめます。

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あえてしんどい道を選ぼう


自分の限界を一つ超えたら、自信がつく。人間が成長するのは、このときです。自信がつけば、ほかのことにも頑張れる。しかし、自信は容易にはつきません。しんどい思いをしなくてはならない。そしてこの「しんどさ」は、子どもだけのものではありません。私たち教師、そして保護者も、ともにしんどい思いをしながら子どもを育てていくことが大事です。

私たちは保護者の方に、「あえてしんどい道を選ぼう」と話します。志を高く掲げ、一生懸命挑戦する。楽な道は選ばない。しんどさがもたらしてくれる喜びを、子どもに味わわせ、自信をつけさせたい。教育の第3の柱「学ぶよろこび・活動するよろこびの徹底」は、このような方針のもとに据えています。

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全教師による「お話を聞く会」

総合学習の時間を利用して、学期ごとに1回開く全教師による「お話を聞く会」は、子どもの興味・関心を引き出すことがねらいです。そして、ここでは楽しみながら「学ぶよろこび」を味わってほしいと思います。

「お話を聞く会」は、全教員が担当します。私や教頭も担当します。それぞれ自分が話したいテーマを決め、子どもに向けて紹介文を書きます。テーマによって対象を低学年・中学年・高学年に分け、紹介文をプリントにして配ります。子どもたちは自分の聞きたいテーマを選びます。

私たち教師は、子どもの興味・関心を引きそうなテーマをあれこれ考えます。「ドッジボールのコツを教えます」「楽しい絵本を紹介します」「受験に勝つ方法を教えます」……ちなみに私は『ドラえもん』が大好きなので(笑)、そのお話をします。子どもたちは「お話」の感想文を書き、それを記録として残していきます。

「お話を聞く会」の一環として、キャリア教育を兼ねた講演会も開催します。さまざまな職業人をゲストティーチャーとして招きます。
こうした活動をもとに、夏休み・冬休みなどには子どもたちが聞きたい人々にインタビューし、まとめる課題を出します。

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社会のなかで花を開かせてほしい


最後に、土曜日の活動についてお話ししましょう。土曜日は授業を行わず、登校は自由です。第1・第3土曜は「学習登校日」として、国語と算数で基礎と応用・発展の2コースに分かれ、プリント学習をします。休み時間も30分とり、十分に遊びます。第2・第4土曜は「親子勉強会」として、茶道体験や野鳥観察会、親子で歩こう会など、さまざまな企画をしています。

本校では、子どもたちが20年後、30年後に、社会のなかで花を開かせるよう、6年間でたくさんのタネを植えておきたいと思います。そのうちのいくつかが必ずや芽を出すと信じ、保護者と手を携えて、全力で子どもを育てていきます。
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取材協力
城南学園小学校
〒546-0013  大阪府大阪市東住吉区湯里6-4-26 
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