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取材特集 雲雀丘学園小学校  
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雲雀丘学園小学校

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教員が一丸となって「授業の質」を高める

雲雀丘学園小学校では、「高く、豊かに、たくましく」を教育目標に、豊かな人間性を育み、個性を伸ばし、たくましい身体を養っています。そして、児童一人ひとりに確かな学力を育むために、全教員が連携して学校全体で「授業の質の向上」に取り組んでいます。

今回、雲雀丘学園小学校の学習指導の特徴について、お話をうかがいました。

■雲雀丘学園小学校 
 教務部長・入試対策部長 岸本 光史先生のお話
授業の質を高める『ひばりメソッド』
「指導ノート」をもとに授業について話し合う
教師がともに学び合い、高め合う
ノート指導をしっかりと
習熟度別にマンツーマン指導
全教員で指導する『ひばりタイム』
専科制の授業
多くの児童が難関私立中学へ進学
『思考力を育てる』を授業テーマに

雲雀丘学園小学校  
 教務部長・入試対策部長 岸本 光史先生



授業の質を高める『ひばりメソッド』

本校では「授業の質」の向上をめざして、全教員がともに研さんを積んでいます。教員が一人でがんばるのではなく、教員同士が連携して、みんなの知恵と創意、経験を結集し、学校全体の授業力を高めていく。そのために、さまざまな取り組みがあります。

『ひばりメソッド』は、その中心的な取り組みです。まず、すべての教員が授業のための「指導ノート」を作ります。図工や音楽、体育も含め、全教科・全教員が年間の授業計画を立て、「指導ノート」にまとめます。

「指導ノート」は、教科書の単元ごとに綿密に作成します。授業をどう展開するか、板書や質問をいつ、どのように行うか、子どもへのノート指導をどのタイミングで、どのように行うか……授業の隅々まで計画を立て、ノートに書き込みます。
これを作成するとき、学年の教師たちが意見交換し、自分たちの授業について、共通理解を持つようにします。

 
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「指導ノート」をもとに授業について話し合う

「指導ノート」は教師が自分のためだけにつくるのではありません。年度末には、全教員が「指導ノート」を持ち寄り話し合います。みんなでノートを見ながらアドバイスし合い、次年度の授業に向けて意見を交わします。

自分が授業をしていて気づいたこともこの場で改めて話します。たとえば、昔は各家庭にマッチがありましたが、今はマッチを擦ったことのない子どもがほとんどです。そこで、理科の実験ではマッチの擦り方から教える必要がある。こうしたことも確認し合います。

「指導ノート」は毎年職員室に保管し、蓄積していきます。それによって、いつでも、だれでもノートを振り返ることができる。新人の教師は先輩教師のノートを参考に、自分の「指導ノート」を作成することができます。そして、また年度末に、ノートをもとにディスカッションし、そのノートを保管する……こうして循環しながら、全員で授業の指導法を更新していきます。

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教師がともに学び合い、高め合う

『ひばりメソッド』は、教師がともに学び合い、授業を高め合うための重要な取り組みです。教師は独りよがりになってはならない。授業の進度やレベルもみんなで合わせる必要がある。新しい教師も先輩教師も、授業に差があってはなりません。「指導ノート」を見せ合うことで、若い教師は経験豊かな先輩教師から学ぶことができる。先輩教師も、若い教師の新しい授業アイデアが参考になる。教師が互いに刺激し合い、高め合います。

また、時代の変化や子どもの生活環境の変化に合わせて教育を更新していくうえでも、『ひばりメソッド』は有意義です。

そして何より、本校児童のためのオリジナルの教育を実践するために、『ひばりメソッド』があります。

このほか、模擬授業や研究授業を年数回行います。模擬授業では、教師たちが児童役になって一人の教師の授業を受け、感想やアドバイスを伝えます。研究授業では、実際の授業を公開し、教員が見学し合います。そのあと指導法についてディスカッションします。


こうした研究活動は、『雲雀丘教育』として1冊にまとめ、毎年発行します。すでにこの研究誌を40年近く発行し続けています。

 

 

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ノート指導をしっかりと

本校が授業で大事にしているのは、児童一人ひとりへの指導です。すべての子どもが確実に「わかる」ために、一人ひとりにきめ細かく教えます。

まず、ノート指導を徹底します。全学年の児童全員が統一したノートを持つよう、本校で買って配布するノートを使用します。マス目の大きさなど、学年に応じて異なります。

このノートを用いて、学びのプロセスを子どもが自ら振り返るためのノートづくりを教えていきます。ノートは、黒板を正確に写し取るスペースと、自分の考えなどを自由に書くスペースに分けます。この自由スペースは、あとでノートを見返したときにきちんと意味がわかるよう、自分で工夫してまとめなくてはいけません。

こうした指導を学年に応じて行っていきます。まず、黒板を正確に写すこと。さらに、自分で書き方を工夫し、「自分だけの授業ノート」をつくれるよう教えていきます。

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習熟度別にマンツーマン指導

すべての子どもが「わかる」ためには、一人ひとりに合った指導法で教えることが大切です。
差の出やすい5〜6年生の算数は、週1時間は習熟度別授業を行います。3つのレベルに分け、上位クラスはハイレベルの問題にどんどん取り組みます。

一方、算数が弱点になっている子どもたちのクラスでは、理解度が一人ひとり異なります。そこで、児童3人に教員1人がつき、ほぼマンツーマンで指導します。本校は児童数が多く規模の大きい学校です。その分教員数も多い。だからこそ、授業でのマンツーマン指導が可能です。

補習も日常的に行い、苦手分野の克服に努めます。これにプラスして、第1・第3土曜は希望者対象に補習日とします。補習日には、算数などを習熟度別に教えます。ここでも理解の遅れている子どもたちには、ほぼマンツーマンで指導します。私学として、すべての子どもの学力保証が重要です。子どもの「わからない」「できない」ことは、教員が個別に対応し、懇切に教えていきます。

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全教員で指導する『ひばりタイム』


日々の短時間学習『ひばりタイム』も、本校の学びの特色です。毎日行うことで、土曜日分の授業に相当する学習量になっています。
低学年はこの時間に、「サントレ」という学習プログラムに取り組みます。オリジナルのテキストを用いて、俳句や短歌、物語、漢詩などの朗読のCDを流します。テキストでは、漢字なども原文のまま用いています。読み仮名も振っていません。子どもたちはその文字を指でなぞりながら、朗読を聴きます。

全員でテキストの音読も行います。CDを繰り返し聴くので、スラスラと読めるようになります。漢字や意味を理解する必要はありません。日本語の美しいリズムや、正しい言葉遣い、さまざまな表現に触れることを大切にしています。2年生は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を、自然に全部暗誦してしまいます。

3年生以上は計算や漢字の反復練習を行います。ドリルなどを積み重ねていき、高学年は高いレベルの問題に取り組みます。漢字は新出漢字を学びます。国語の授業では、漢字学習に時間を割く必要はありません。ただし、低学年は漢字ノートを用いて国語の授業でしっかりと漢字指導を行います。2年生は習った漢字をもとに、自分で熟語を調べ、発表していきます。

『ひばりタイム』は、担任に加え校長・教頭はじめ全教員が教室に入り、計算や漢字につまずいている子どもを助けます。すべての子どもの学習効果を確実に上げるために、その子の抱える“苦手”にきめ細かく対応していきます。

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専科制の授業

授業の向上の一環として、本校では情報・音楽・図工・体育・家庭・英語の各教科は全学年で専科教員が担当します。さらに、3年生から始まる理科も専科教員が教えます。

理科は本校伝統の教育であり、実験が多いのが特徴です。教科書の実験だけでなく、プラスアルファの実験も行います。理科は実際の自然現象を見ることが大事。実験によって、子どもの興味・関心を引くこともできます。しかし、そこで終わってはだめです。きちんと実験のまとめをして、演習問題にも取り組み、学力として定着させていきます。

英語の授業は、全学年で週1時間設置しています。ネイティブ教員とバイリンガルの日本人教員のティームティーチングで教え、「聞く」「話す」力を養います。今後さらに英語教育を強化します。授業時数を増加し、授業内容ももっと向上させていきます。

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多くの児童が難関私立中学へ進学

本校では伝統的に多くの児童が中学受験をします。例年、6年生の約4割が雲雀丘学園中学校へ内部進学、それ以外は中学受験をします。
学校としても一人ひとりの進路志望を支援します。授業は先取り学習を行い、小学校の学習内容を6年生の11月までに終わらせ、以降は受験対策を行います。

一方で、理解が遅れている子どもには、算数の習熟度別授業や土曜補習などで個別に教えます。基礎・基本は『ひばりタイム』で繰り返し練習する。雲雀丘学園中学校へ内部進学希望者も、内部用の受験があるので、そのための指導も行います。

例年の主な進学先として、灘、甲陽、神戸女学院、洛南附属、高槻、大阪桐蔭、明星、清風、金蘭千里、同志社女子、小林聖心、立命館、帝塚山学院、甲南、大阪教育大学附属池田中学校などへ進んでいます。

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『思考力を育てる』を授業テーマに

本校では全教員が連携して授業の向上をめざしていることは初めにお話しした通りです。
これに加えて、学校の目標となる「授業テーマ」を設定しています。一昨年までは、すべての子どもが『わかる・できる、そして深める』を「授業テーマ」として、私たちは議論しながら新しい授業のかたちを探り、実践してきました。

そして、『わかる・できる、そして深める』をさらに発展させ、昨年2015年より、『思考力を育てる』を新しい「授業テーマ」に据えています。このテーマに沿って「指導ノート」をつくり、授業を行っています。研究誌『雲雀丘教育』にも、全教員が自分の授業の実践報告を書いています。

私たちはこうして、すべての教員が共通の目標を持ち、連携して授業の質を高めています。大規模校としての大きな教育力と、熱意を持って、これからも雲雀丘学園小学校の教育を向上させていきます。

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取材協力
雲雀丘学園小学校
〒665-0805 兵庫県宝塚市雲雀丘4-2-1
TEL  072-759-3080  FAX  072-759-4427
HP  http://hibari-els.com/

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