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取材特集 はつしば学園小学校  
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はつしば学園小学校

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『きく』から始まる「はつ小」の学び

はつしば学園小学校では、一人ひとりの「個性」を大切に、違いを認め合い、ともに学び、高め合う教育を推進しています。そのために最も大切にしているのが、「きく」ことです。それは信頼関係の表れであり、相手を認め心を許すこと。教師と子ども、子どもと子どもがいつも互いの言葉に耳を傾けることで、認め合い、高め合う心を育み、さらに21世紀に必要とされる協働する力、課題を解決する力、たくましく生き抜く力を育成します。

はつしば学園小学校の教育について、2017年に新しく校長に就任した加藤武志先生にお話をうかがいました。

 

はつしば学園小学校 校長 加藤 武志先生

 

校長  加藤 武志 先生
     

「聴く」と「訊く」を実践する

本校は2003年の創立以来、「個性を大切に」を基本方針としています。この方針には、教師が子どもの個性を大切にすること、子どもと子どもが互いに認め合うことの二つの意味が込められています。また、自分の個性を大切にするのと同様に、相手の個性をも尊重できる子を育てたいと考えます。これにもとづき、何よりも「きく」ことを重視します。授業のなかで、そして日々の学校生活のなかで、相手の言葉を耳と目と心で「聴く」こと、わからないことを教えてと友だちに「訊く」こと、二つの「きく」を実践しています。それが互いに個性を大切にし、認め合うことの原点となります。

授業では、全学級でペア学習・グループ学習に取り組んでいます。答えが多様にあるひとりでは解けない高い課題に挑戦するなど、友だちとかかわりながら学んでいます。それが本校が考えるアクティブ・ラーニングです。
いま日本の教育は大きく変わろうとしています。国は、教育の目標として、「知識・技能」「思考力や判断力、表現力」「周囲と協働する力」「グローバル社会を積極的に生き抜く意欲」などの育成を掲げています。そのために、子どもが主体的・対話的に学びを深めていく“アクティブラーニング”を積極的に行うことが求められています。本校では6年前から、ペア・グループ学習による“アクティブラーニング”を推進しています。

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国語で行う「交代読み」

ペア・グループ学習では、教師は高い課題や教材を提供するとともに進め方など細かい点までさまざまに配慮します。たとえば、座席の配置が1つあります。必ず男女いっしょに取り組むようにします。4人グループで行う場合は、男女がクロスで向き合うように座ります。席替えも年間で何度も行い、いろいろなメンバーで学び合います。

国語では、まず教科書の文章の「一人読み」を行い、次にペアで音読する「交代読み」、や教師による「指名読み」を行います。この活動は、内容把握や音読練習だけがねらいではありません。スラスラと読めた子どもは、ゆっくり読んでいる友だちの読みをきちんとたどろう、それによって何度でも読み直そうと促します。教師は、みんなで友だちの「読み」を聴き合うことができたねと、全員を褒めます。

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子どもが自ら友だちを助ける

この活動を続けるなかで、子どもに自発的な助け合いが見られるようになります。ある男女のペアは、女子は読みが上手で、男子はまだ苦手でした。「指名読み」でクラスの友だちが音読しているとき、その女子は自分の教科書を指でなぞりながら、お隣の男子の教科書も指でなぞり、どこを読んでいるか教えてあげていました。すると、いつの間にか男子は自分でちゃんと目で追って指でなぞり読めるようになりました。

音読の声の大きさも、教師は「大きな声で」と指導するのではなく「ペア読みのときは相手に聞こえる声で、クラスの中で読むときは、みんなに聞こえる声で」と指導します。それでも、大きな声が出せない子どももいます。そういうときこそ、自分から聴こうとすれば、しっかりと聴こえる。教師は一人ひとりの個性を大切に、誰もがプレッシャーを感じることなく、ひとりも一人にしない、安心して学べる学級づくりに努めています。

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やりがいある高い課題に取り組む

教師は子どもたちへの課題も工夫します。容易に解けないない課題、友だちと協力しなくては解決できない高い課題を与えます。たとえば、算数では読解力を要する文章題に1年生から取り組んでいきます。社会では、グラフ・表や図、写真などの資料をもとに、「第一次世界大戦後の庶民の暮らし」「沖縄の基地問題」などの現代社会に通じる課題について考え、疑問に突き当たったときは、友だちと話し合い、タブレット端末で情報を集めたり、図書館の本を探したりして調べます。

国語では、文章のなかから子ども自身に考えさせ、読みを深めます。4年生の「ごんぎつね」では、教師は「このときのごんの気持ちは?」という発問ではなく、「ごんはいつから兵十からうなぎを奪ったつぐないをしようと思ったのでしょうか?」といった問いかけをして、物語の一つひとつの言葉に目を向けさせ、自由に発言させます。6年生の枕草子では、原文の草書を、教科書の文章と引き合わせながら読み解きます。

 
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道徳教育や人権教育にもつながる学び

こうした学び合いの活動を積み重ねることで、高学年になると「聴き合い」「話し合い」がとても上手になります。友だち同士で「○○さんはどう思う?」と聴き合っています。また、「考える力」や「書く力」も、ともに学び合うことで養われます。作文や新聞作りなどで、「何も書くことがない」と言ってくる子どもはいません。

そして、もう一つ私たち教師が重視しているのは、この活動によってみんなが仲良くなることです。本校では、思春期の入り口に立つ高学年も男女の仲がとても良いのです。「きく」から始める教育は、道徳教育や人権教育にもつながる重要な学びとなっています。

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読書好きの子どもに

本校は読書指導も力を入れています。全学年で、国語の授業のうち週1時間は読書の時間に当てています。図書館には学校図書館司書と司書教諭の2名が常駐し、子どもたちの読書活動や調べ学習などをサポートします。
また、読書推進の一環として、大阪府で行われる「読書ノート運動」*に参加しています。昨年2016年度(後半)の成果として、本校では半年間に100冊以上読んだ児童が160人で、参加校のうち最多となりました。

*大阪読書推進会・朝日新聞大阪本社共催

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「はつしばサイエンス」を推進

理科教育も重要です。「はつしばサイエンス」と名付け、低学年の生活科の授業と、中学年から始まる理科の授業とのつながりを意識して、生活科では理科にかかわる学びも行います。

 

中学年以降は、希望者対象に「放課後サイエンス教室」を開き、学校付近の狭山池ダムや自然環境を調べるフィールドワークを行っています。この活動実績が認められ、現在河川財団から研究助成を受けています。
また、資源エネルギー庁、パナソニック教育財団それぞれから教育モデル校や研究指定校に選ばれ、理科・社会などでのエネルギー学習や、各教科でのICTを活用した教育をさらに推進しています。

 
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2017年は過去最高の中学合格実績

本校の教育の取り組みは、学力向上に大きな効果をもたらしています。本校では卒業後の進路として、初芝立命館中学校、初芝富田林中学校、初芝橋本中学校への内部進学とともに、外部中学受験も後押ししています。

今年2017年度の外部難関中学の合格実績は、過去最高となりました。男子校では灘、東大寺学園、清風、大阪星光学院、函館ラサール。女子校は四天王寺、大谷、帝塚山学院(大阪)、武庫川女子。共学では大阪教育大学附属平野、西大和学園、清風南海、開明、大阪桐蔭、同志社香理、桃山学院、帝塚山(奈良)などに多くの子が合格しました。

こうした実績は、子ども同士による質の高い学び合いや、読書指導、理科教育など、本校が積み重ねてきたあらゆる教育の成果と受け止めています。これからも、子どもの未来につながる教育を力一杯推進してまいります。

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はつしば学園小学校
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